ADR日本株ランキング～ソニーGなど全般軟調、シカゴは大阪比435円安の26665円～
Fisco
発行済 2022年10月11日 07:42
ADR（米国預託証券）の日本株は、ソニーG (TYO:6758)、ファナック (TYO:6954)、ソフトバンクG (TYO:9984)、ファーストリテ (TYO:9983)、任天堂 (TYO:7974)、デンソー (TYO:6902)、HOYA (TYO:7741)、富士通 (TYO:6702)、資生堂 (TYO:4911)、TDK (TYO:6762)、日東電 (TYO:6988)など、対東証比較（1ドル145.75円換算）で全般軟調。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比435円安の26665円。
米国株式市場は続落。
ダウ平均は93.91ドル安の29202.88ドル、ナスダックは110.30ポイント安の10542.10で取引を終了した。
売られ過ぎ感などから押し目買いが先行し、寄り付き後、上昇。
しかし、シカゴ連銀のエバンス総裁のタカ派発言を受け、11月連邦公開市場委員会（FOMC）での大幅利上げ観測が一段と強まり売りが再燃し下落に転じた。
さらに、高インフレを受けた主要企業の低調な四半期企業決算を警戒した売りや、ロシアがウクライナのキーウなどへの都市攻撃を再び激化させたことによる地政学的リスク上昇も更なる売り圧力となり、一段安。
引けにかけて、ブレイナードFRB副議長が引き締めの必要性と同時に、市場や世界経済に不透明性が強まった場合の政策修正の可能性などに言及したため安心感から買戻しが優勢となり、下げ幅を縮小し終了した。
10日のニューヨーク外為市場でドル・円は145円44銭から145円80銭まで上昇し、145円72銭で引けた。
米9月雇用統計の結果が労働市場の強さを証明したほか、エバンス・シカゴ連銀総裁が23年に金利を4.5％近くまで引上げ、当分その水準で維持することを支持するとしたため11月連邦公開市場委員会（FOMC）での4会合連続の0.75％利上げがほぼ織り込まれ、日米金利差拡大観測に伴うドル買い・円売りに拍車がかかった。
その後、日本政府・日銀による介入警戒感に加えて、連邦準備制度理事会（FRB）のブレイナード副議長が金融引き締め維持が必要なものの、同時に、経済や市場の不透明性が高まった場合、政策の修正を要請すると柔軟性を示したためドル買いが後退。
ユーロ・ドルは0.9746ドルまで上昇後、0.9685ドルまで反落し、0.9706ドルで引けた。
ドイツがエネルギー危機対処の欧州連合（EU）共同債支持を表明したとの報道を受けて、一時ユーロ買いが強まった。
その後、関係筋がドイツのEU共同債支持報道を否定したためユーロ買いが後退。
NY原油先物11月限は反落（NYMEX原油11月限終値：91.13 ↓1.51）。
■ADR上昇率上位銘柄（10日）
(TYO:6770) アルプス 15.57ドル 1135円 （32円） +2.9％
(TYO:5201) AGC 6.51ドル 4744円 （94円） +2.02％
(TYO:6976) 太陽電 108.75ドル 3963円 （58円） +1.49％
(TYO:8411) みずほFG 2.21ドル 1611円 （9円） +0.56％
(TYO:2802) 味の素 27.72ドル 4040円 （15円） +0.37％
■ADR下落率下位銘柄（10日）
(TYO:7205) 日野自 40.75ドル 594円 （-19円） -3.1％
(TYO:8303) 新生銀 3.02ドル 2201円 （-89円） -3.89％
(TYO:6753) シャープ 1.42ドル 828円 （-31円） -3.61％
(TYO:6758) ソニーG 65.62ドル 9564円 （-327円） -3.31％
(TYO:9984) ソフトバンクG 18.26ドル 5323円 （-181円） -3.29％
■その他ADR銘柄（10日）
(TYO:1925) 大和ハウス 20.21ドル 2946円 （-48.5円）
(TYO:1928) 積水ハウス 16.79ドル 2447円 （-25円）
(TYO:2503) キリン 15.3ドル 2230円 （-13円）
(TYO:2802) 味の素 27.72ドル 4040円 （15円）
(TYO:3402) 東レ 10.1ドル 736円 （-10.3円）
(TYO:3407) 旭化成 13.35ドル 973円 （-10.9円）
(TYO:4523) エーザイ 53.4ドル 7783円 （-23円）
(TYO:4704) トレンド 51.86ドル 7559円 （-181円）
(TYO:4901) 富士フイルム 47ドル 6850円 （-111円）
(TYO:4911) 資生堂 35.36ドル 5154円 （-82円）
(TYO:5108) ブリヂストン 16.59ドル 4836円 （-66円）
(TYO:5201) AGC 6.51ドル 4744円 （94円）
(TYO:5802) 住友電 10.51ドル 1532円 （-16.5円）
(TYO:6301) コマツ 18.43ドル 2686円 （-30円）
(TYO:6479) ミネベア 30.22ドル 2202円 （-43円）
(TYO:6503) 三菱電 18.14ドル 1322円 （-25円）
(TYO:6645) オムロン 47.3ドル 6894円 （-161円）
(TYO:6702) 富士通 21.86ドル 15930円 （-305円）
(TYO:6723) ルネサス 4.35ドル 1268円 （-40円）
(TYO:6758) ソニーG 65.62ドル 9564円 （-327円）
(TYO:6762) TDK 31.99ドル 4663円 （-112円）
(TYO:6902) デンソー 24.13ドル 7034円 （-125円）
(TYO:6954) ファナック 14.12ドル 20580円 （-415円）
(TYO:6988) 日東電 27.69ドル 8072円 （-98円）
(TYO:7201) 日産自 6.35ドル 463円 （-8円）
(TYO:7202) いすゞ 11.37ドル 1657円 （-23円）
(TYO:7203) トヨタ 134.86ドル 1966円 （-19.5円）
(TYO:7267) ホンダ 22.07ドル 3217円 （-74円）
(TYO:7270) SUBARU 7.61ドル 2218円 （-62.5円）
(TYO:7733) オリンパス 20.31ドル 2960円 （-52円）
(TYO:7741) HOYA 100ドル 14575円 （-305円）
(TYO:7751) キヤノン 22.55ドル 3287円 （-37円）
(TYO:7974) 任天堂 10.2ドル 5947円 （-109円）
(TYO:8001) 伊藤忠 52.38ドル 3817円 （-33円）
(TYO:8002) 丸紅 92.69ドル 1351円 （-13.5円）
(TYO:8031) 三井物 446.37ドル 3253円 （-28円）
(TYO:8053) 住友商 12.95ドル 1887円 （-17円）
(TYO:8267) イオン 18.15ドル 2645円 （-27.5円）
(TYO:8306) 三菱UFJ 4.4ドル 641円 （-11.7円）
(TYO:8309) 三井トラスト 2.84ドル 4139円 （-119円）
(TYO:8316) 三井住友 5.59ドル 4074円 （-67円）
(TYO:8411) みずほFG 2.21ドル 1611円 （9円）
(TYO:8591) オリックス 71.58ドル 2087円 （-33.5円）
(TYO:8604) 野村HD 3.3ドル 481円 （-7.9円）
(TYO:8766) 東京海上HD 53.23ドル 2586円 （-6円）
(TYO:8802) 菱地所 13.08ドル 1906円 （-31円）
(TYO:9432) NTT 27.29ドル 3978円 （10円）
(TYO:9735) セコム 14.36ドル 8372円 （-151円）
(TYO:9983) ファーストリテイ 53.85ドル 78486円 （-1404円）
(TYO:9984) ソフトバンクG 18.26ドル 5323円 （-181円）
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シカゴ日経225先物清算値は大阪比435円安の26665円。
米国株式市場は続落。
ダウ平均は93.91ドル安の29202.88ドル、ナスダックは110.30ポイント安の10542.10で取引を終了した。
売られ過ぎ感などから押し目買いが先行し、寄り付き後、上昇。
しかし、シカゴ連銀のエバンス総裁のタカ派発言を受け、11月連邦公開市場委員会（FOMC）での大幅利上げ観測が一段と強まり売りが再燃し下落に転じた。
さらに、高インフレを受けた主要企業の低調な四半期企業決算を警戒した売りや、ロシアがウクライナのキーウなどへの都市攻撃を再び激化させたことによる地政学的リスク上昇も更なる売り圧力となり、一段安。
引けにかけて、ブレイナードFRB副議長が引き締めの必要性と同時に、市場や世界経済に不透明性が強まった場合の政策修正の可能性などに言及したため安心感から買戻しが優勢となり、下げ幅を縮小し終了した。
10日のニューヨーク外為市場でドル・円は145円44銭から145円80銭まで上昇し、145円72銭で引けた。
米9月雇用統計の結果が労働市場の強さを証明したほか、エバンス・シカゴ連銀総裁が23年に金利を4.5％近くまで引上げ、当分その水準で維持することを支持するとしたため11月連邦公開市場委員会（FOMC）での4会合連続の0.75％利上げがほぼ織り込まれ、日米金利差拡大観測に伴うドル買い・円売りに拍車がかかった。
その後、日本政府・日銀による介入警戒感に加えて、連邦準備制度理事会（FRB）のブレイナード副議長が金融引き締め維持が必要なものの、同時に、経済や市場の不透明性が高まった場合、政策の修正を要請すると柔軟性を示したためドル買いが後退。
ユーロ・ドルは0.9746ドルまで上昇後、0.9685ドルまで反落し、0.9706ドルで引けた。
ドイツがエネルギー危機対処の欧州連合（EU）共同債支持を表明したとの報道を受けて、一時ユーロ買いが強まった。
その後、関係筋がドイツのEU共同債支持報道を否定したためユーロ買いが後退。
NY原油先物11月限は反落（NYMEX原油11月限終値：91.13 ↓1.51）。
■ADR上昇率上位銘柄（10日）
(TYO:6770) アルプス 15.57ドル 1135円 （32円） +2.9％
(TYO:5201) AGC 6.51ドル 4744円 （94円） +2.02％
(TYO:6976) 太陽電 108.75ドル 3963円 （58円） +1.49％
(TYO:8411) みずほFG 2.21ドル 1611円 （9円） +0.56％
(TYO:2802) 味の素 27.72ドル 4040円 （15円） +0.37％
■ADR下落率下位銘柄（10日）
(TYO:7205) 日野自 40.75ドル 594円 （-19円） -3.1％
(TYO:8303) 新生銀 3.02ドル 2201円 （-89円） -3.89％
(TYO:6753) シャープ 1.42ドル 828円 （-31円） -3.61％
(TYO:6758) ソニーG 65.62ドル 9564円 （-327円） -3.31％
(TYO:9984) ソフトバンクG 18.26ドル 5323円 （-181円） -3.29％
■その他ADR銘柄（10日）
(TYO:1925) 大和ハウス 20.21ドル 2946円 （-48.5円）
(TYO:1928) 積水ハウス 16.79ドル 2447円 （-25円）
(TYO:2503) キリン 15.3ドル 2230円 （-13円）
(TYO:2802) 味の素 27.72ドル 4040円 （15円）
(TYO:3402) 東レ 10.1ドル 736円 （-10.3円）
(TYO:3407) 旭化成 13.35ドル 973円 （-10.9円）
(TYO:4523) エーザイ 53.4ドル 7783円 （-23円）
(TYO:4704) トレンド 51.86ドル 7559円 （-181円）
(TYO:4901) 富士フイルム 47ドル 6850円 （-111円）
(TYO:4911) 資生堂 35.36ドル 5154円 （-82円）
(TYO:5108) ブリヂストン 16.59ドル 4836円 （-66円）
(TYO:5201) AGC 6.51ドル 4744円 （94円）
(TYO:5802) 住友電 10.51ドル 1532円 （-16.5円）
(TYO:6301) コマツ 18.43ドル 2686円 （-30円）
(TYO:6479) ミネベア 30.22ドル 2202円 （-43円）
(TYO:6503) 三菱電 18.14ドル 1322円 （-25円）
(TYO:6645) オムロン 47.3ドル 6894円 （-161円）
(TYO:6702) 富士通 21.86ドル 15930円 （-305円）
(TYO:6723) ルネサス 4.35ドル 1268円 （-40円）
(TYO:6758) ソニーG 65.62ドル 9564円 （-327円）
(TYO:6762) TDK 31.99ドル 4663円 （-112円）
(TYO:6902) デンソー 24.13ドル 7034円 （-125円）
(TYO:6954) ファナック 14.12ドル 20580円 （-415円）
(TYO:6988) 日東電 27.69ドル 8072円 （-98円）
(TYO:7201) 日産自 6.35ドル 463円 （-8円）
(TYO:7202) いすゞ 11.37ドル 1657円 （-23円）
(TYO:7203) トヨタ 134.86ドル 1966円 （-19.5円）
(TYO:7267) ホンダ 22.07ドル 3217円 （-74円）
(TYO:7270) SUBARU 7.61ドル 2218円 （-62.5円）
(TYO:7733) オリンパス 20.31ドル 2960円 （-52円）
(TYO:7741) HOYA 100ドル 14575円 （-305円）
(TYO:7751) キヤノン 22.55ドル 3287円 （-37円）
(TYO:7974) 任天堂 10.2ドル 5947円 （-109円）
(TYO:8001) 伊藤忠 52.38ドル 3817円 （-33円）
(TYO:8002) 丸紅 92.69ドル 1351円 （-13.5円）
(TYO:8031) 三井物 446.37ドル 3253円 （-28円）
(TYO:8053) 住友商 12.95ドル 1887円 （-17円）
(TYO:8267) イオン 18.15ドル 2645円 （-27.5円）
(TYO:8306) 三菱UFJ 4.4ドル 641円 （-11.7円）
(TYO:8309) 三井トラスト 2.84ドル 4139円 （-119円）
(TYO:8316) 三井住友 5.59ドル 4074円 （-67円）
(TYO:8411) みずほFG 2.21ドル 1611円 （9円）
(TYO:8591) オリックス 71.58ドル 2087円 （-33.5円）
(TYO:8604) 野村HD 3.3ドル 481円 （-7.9円）
(TYO:8766) 東京海上HD 53.23ドル 2586円 （-6円）
(TYO:8802) 菱地所 13.08ドル 1906円 （-31円）
(TYO:9432) NTT 27.29ドル 3978円 （10円）
(TYO:9735) セコム 14.36ドル 8372円 （-151円）
(TYO:9983) ファーストリテイ 53.85ドル 78486円 （-1404円）
(TYO:9984) ソフトバンクG 18.26ドル 5323円 （-181円）
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が書いた: Fisco
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