日経平均は361円高でスタート、ファーストリテやソフトバンクGなどが上昇

Fisco

発行済 2022年10月14日 09:40

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;26599.32;+361.90TOPIX;1882.05;+27.44


[寄り付き概況]

 14日の日経平均は361.90円高の26599.32円と5日ぶり反発して取引を開始した。
前日13日の米国株式市場は反発。
ダウ平均は827.87ドル高の30038.72ドル、ナスダックは232.05ポイント高の10649.15で取引を終了した。
9月消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったため、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペース加速観測が強まり金利高を警戒した売りに寄り付き後、大幅安。
その後、CPIのピーク感が広がり長期金利が低下に転じたほか、ドル高も一段落したため買い戻しが加速し大きく上昇に転じた。
引けにかけて、明日に予定されている銀行決算を期待した買いも強まり、大幅高で終了した。


 今日の東京株式市場は買いが先行した。
昨日の米株式市場で主要指数が大幅に上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。
また、日経平均が昨日までの4日続落で1000円を超す下げとなったことから、自律反発狙いの買いも入りやすかった。
一方、昨日の米株上昇は短期的な投資家の買い戻しが主な要因との指摘があることに加え、米景気の先行きに対する警戒感は払しょくできていないとの見方が継続していることが東京市場の株価の重しとなった。
また、円安・ドル高が進んでいることについては、輸出企業の収益押し上げ効果が期待される一方、輸入コストの上昇による企業収益の下押し圧力を指摘する向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。
なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は10月2-8日に国内株を7週ぶりに買い越した。
買越額は1兆3939億円だった。
今日は株価指数先物オプション10月物の特別清算指数(SQ)算出日。
SQ値はQUICK試算で
26666.31円だった。


 セクター別では全業種が値上がり。
精密機器、その他金融業、サービス業、化学、機械などが値上がり率上位に並んでいる。
東証プライムの売買代金上位では、ファーストリテ (TYO:9983)、ソフトバンクG (TYO:9984)、エムスリー (TYO:2413)、メルカリ (TYO:4385)、三菱自 (TYO:7211)、レーザーテック (TYO:6920)、オリンパス (TYO:7733)、ソニーG (TYO:6758)、NTTデータ
(TYO:9613)、東エレク (TYO:8035)、アドバンテスト (TYO:6857)、TDK (TYO:6762)、SMC (TYO:6273)、リクルートHD (TYO:6098)などが上昇。
他方、久光製薬 (TYO:4530)などが下落している。


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