[日経平均株価・TOPIX(表)] 日経平均;20082.33;+99.01TOPIX;1627.57;+8.50 [後場の投資戦略] ファナック (TOKYO:6954)のインパクトにより、日経平均は2万円を上回っての推移が続いている。
ただし、売買代金上位をみると高安まちまちであり、朝方賑わいをみせていた中小型株なども下げに転じるなど、祝日を控えていることもあってか、全体としては薄商いである。
そのため、ファナックを中心とした強い銘柄に短期筋の資金が集中しやすい需給状況でもある。
また、ザラバにも決算発表が増えてきている。
自社株取得を発表する企業も増えるなか、限られた資金は瞬間的に集中する一方で逃げ足も速いだろう。
なお、後場の決算では、日立化成 (TOKYO:4217)、マブチ (TOKYO:6592)、東芝プラ (TOKYO:1983)、ジェイテクト (TOKYO:6473)、アイシン精 (TOKYO:7259)などが予定されている。
自動車部品辺りは自社株買いなどが期待されそうだ。
(村瀬智一)