14日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり224銘柄、値下がり1銘柄、変わらず0銘柄となった。
日経平均は5日ぶり大幅反発。
13日の米株式市場でダウ平均は827.87ドル高と大幅反発。
9月消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったことで、金融引き締め懸念が強まり大幅安で始まったが、コアCPIのピークアウト感が広がり長期金利が低下に転じたほか、ドル高も一段落したため買い戻しが加速して大きく上昇に転じた。
ナスダック総合指数も+2.22%と大幅反発。
米国株高を受けて日経平均は361.9円高からスタート。
ダウ平均先物が堅調な中、寄り付きから買い戻しが先行。
上海総合指数や香港ハンセン指数も大幅に上昇するなか、断続的な買い戻しが入り、前引けまでは一本調子で上げ幅を広げる展開となった。
ただ、一日で一時900円超の上昇となったことで、短期的な過熱感も強まり、午後は騰勢一服。
買い戻しと戻り待ちの売りが交錯する中、午後の日経平均は横ばいが続いた。
大引けの日経平均は前日比853.34円高の27090.76円となった。
東証プライム市場の売買高は13億1931万株、売買代金は3兆2061億円だった。
セクターでは精密機器、医薬品、その他金融を筆頭に全面高となった。
東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の95%、対して値下がり銘柄は3%だった。
値上がり寄与トップはファーストリテ (TYO:9983)となり1銘柄で日経平均を約226円押し上げた。
同2位はソフトバンクG (TYO:9984)となり、東エレク (TYO:8035)、第一三共 (TYO:4568)、TDK (TYO:6762)、オリンパス (TYO:7733)、ダイキン (TYO:6367)などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップは日ハム (TYO:2282)となり1銘柄で日経平均を約0.1円押し下げた。
*15:00現在
日経平均株価 27090.76(+853.34)
値上がり銘柄数 224(寄与度+853.43)
値下がり銘柄数 1(寄与度-0.09)
変わらず銘柄数 0
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:9983) ファーストリテ 85290 6610 +226.35
(TYO:9984) ソフトバンクG 5650 181 +37.19
(TYO:8035) 東エレク 36660 900 +30.82
(TYO:4568) 第一三共 4402 252 +25.89
(TYO:6762) TDK 4715 220 +22.60
(TYO:7733) オリンパス 3049 153.5 +21.03
(TYO:6367) ダイキン工 22435 555 +19.00
(TYO:9613) NTTデータ 2007 101 +17.29
(TYO:4543) テルモ 4286 109 +14.93
(TYO:2413) エムスリー 4228 178 +14.63
(TYO:4503) アステラス薬 2004 83 +14.21
(TYO:4523) エーザイ 8247 413 +14.14
(TYO:6758) ソニーG 9705 400 +13.70
(TYO:6098) リクルートHD 4353 130 +13.35
(TYO:6857) アドバンテス 7030 180 +12.33
(TYO:7741) HOYA 14475 695 +11.90
(TYO:9433) KDDI 4247 56 +11.51
(TYO:4063) 信越化 15160 300 +10.27
(TYO:6971) 京セラ 7434 140 +9.59
(TYO:7832) バンナムHD 9763 267 +9.14
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:2282) 日ハム 3645 -5 -0.09
アプリを入手する
Investing.comで、世界の金融市場の最新動向をチェックしましょう!
今すぐダウンロード