米アップル従業員が労組結成、国内2店舗目 オクラホマ州で

Reuters

発行済 2022年10月17日 10:51

[ニューヨーク 14日 ロイター] - 米アップルのオクラホマ州にある店舗で働く従業員が投票で労働組合結成を決めた。独立行政機関の全米労働関係委員会(NLRB)が14日に発表した。同社にとって国内で2店舗目となる。

NLRBの集計によると、オクラホマシティの「アップル・ペン・スクエア」店の従業員は、56対32で全米通信労働組合(CWA)加入を支持。必要な過半数を確保したという。

労働者組織化の動きは、職場の安全性への懸念に端を発し、新型コロナウイルス大流行時に新たな産業に広がった。

発表によると、CWAは今月、オクラホマ店のアップルマネジャーが労組支持は無益だと従業員に伝え、組合を支持する従業員から手当てを差し引くと脅し、労働者に対する違法な監視活動と質問を行ったとして不当労働行為で告発した。