三栄コーポレーション---2Qも2ケタ増収、業績予想の上方修正を発表

Fisco

発行済 2022年10月31日 11:21

三栄コーポレーション (TYO:8119)は28日、2023年3月期第2四半期(22年4月-9月)連結決算を発表した。
売上高が前年同期比11.8%増の182.03億円、営業損失が2.85億円(前年同期は3.58億円の損失)、経常損失が2.38億円(同2.42億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が2.83億円(同3.75億円の損失)となった。


家具家庭用品事業の売上高は前年同期比6.0%増の108.23億円となった。
OEM事業では、国内外での消費活動の回復を受けて、受注状況が改善し、前年同期比で増加した。
ブランド事業においては、ドイツのテーブルウェアブランド「Villeroy&Boch(ビレロイアンドボッホ)」等を取扱うエッセンコーポレーションの売り上げが前年同期比で増加したが、巣ごもり需要の減退により「MINT(ミント)」などの家具・インテリアのネットショップの売上が、前年同期比でわずかながら減少した。
セグメント利益については、原材料価格や物流コスト上昇に加えて大幅な円安進行も影響し、同1.30億円減の3.89億円となった。


服飾雑貨事業の売上高は同30.3%増の46.07億円となった。
OEM事業では、移動・行動制限の緩和が進み、トラベル商材の需要が回復傾向にあることで、前年同期比で増加した。
ブランド事業においては、消費活動の回復や店舗集約による販売力向上等の効果もあり、ドイツのコンフォートシューズブランド「BIRKENSTOCK(ビルケンシュトック)」等を販売するベネクシーおよびベルギーのプレミアム・カジュアルバッグブランド「Kipling(キプリング)」を販売する L&Sコーポレーションの売上が、前年同期比で増加した。
セグメント利益については、売上高の増加およびブランド事業における店舗集約等の経費削減施策により、同3.47億円増と大きく改善し、0.98億円の損失となった。


家電事業の売上高は同10.5%増の19.39億円となった。
OEM事業では、受注状況が伸び悩み、前年同期比で微減となったが、ブランド事業において、理美容家電・調理家電などを取扱うゼリックコーポレーションの売上が調理家電を主とする海外向けが伸長したことに加え、移動・行動制限の緩和により理美容家電の国内需要にも伸びが見られ、前年同期比で増加した。
セグメント利益については、原材料価格の高騰や円安の影響が響き、同1.12億円減の2.21億円の損失となった。


2023年3月期通期については、同日、業績予想の上方修正を発表した。
売上高が前期比8.9%増(前回予想比2.8%増)の370.00億円、営業損失が5.00億円(同2.00億円良化)、経常損失が4.00億円(同2.00億円良化)、親会社株主に帰属する当期純損失が5.00億円(同2.00億円良化)としている。


アプリを入手する
Investing.comで、世界の金融市場の最新動向をチェックしましょう!
今すぐダウンロード

金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。 上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある場合は英語版が優先されます。

ログアウト
本当にログアウトしますか?
いいえあり
キャンセルあり
変更を保存