Reuters
発行済 2022年11月01日 14:42
[フランクフルト 1日 ロイター] - 1日に公表された調査報告書で、ドイツの産業界が9月、ガス消費量を約20%減らしていたことが分かった。欧州全域ではロシアのガス輸出の急減でエネルギー危機が発生、エネルギー価格が高騰している。
報告書はヘルティースクールのサステナビリティーセンターの研究員らがまとめたもので、使用量の削減が危機克服への前提条件と指摘。
「ガス価格の高止まりを考慮すると、産業界のガス消費量は今後もさらに減少することが見込まれる」とした。
報告書によると、製造業は9月にガス消費量を6テラワット時(TWh)削減し、前年同月比で19%の減少となった。前年との比較では、気温やマクロ経済面の影響などは考慮していない。
一方、一般家庭の9月のガス消費量は前年比36%減少し、3月の10%減から一段と節減が進んだ。ドイツの家庭は半数程度が暖房にガスを使用している。
が書いた: Reuters
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