エノモト---2Q安定的なパワー半導体用リードフレームの需要により増収

Fisco

発行済 2022年11月01日 15:11

エノモト (TYO:6928)は31日、2023年3月期第2四半期(22年4月-9月)連結決算を発表した。
売上高が前年同期比6.8%増の146.50億円、営業利益が同18.5%減の9.38億円、経常利益が同3.3%減の11.27億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同8.2%減の7.78億円となった。


パワー半導体用リードフレーム製品群の売上高は前年同期比16.9%増の54.81億円となった。
同製品群はパワー(電源)系統への使用を中心とする個別(ディスクリート)半導体及びモジュール等に使用されるリードフレームを含んでいる。
最終製品の用途では、自動車向けや産業用機器向け及び民生用機器向けが主なものとなる。
自動車向けでは電装化の加速やADAS技術の発展と普及、その他の分野においてもDXやGXといった社会革新による追い風を受け、パワー半導体の需要が増加していることから好調を維持している。


オプト用リードフレーム製品群の売上高は同2.6%増の19.40億円となった。
同製品群は、LED用リードフレームが主なものとなる。
海外の交通インフラ向けやアドバタイズメント用途の屋外ディスプレイ向けなどに一定の需要は有るが、一時的な在庫調整局面を迎えたことにより横ばいで推移した。


コネクタ用部品製品群の売上高は同2.1%増の69.05億円となった。
同製品群は、自動車向け、モバイル端末向けが主なものとなる。
自動車向けの需要が減少したほか、モバイル端末向けではスマートフォン向け部品が減少した一方、ウェアラブル端末向け部品は機器の普及に伴う市場拡大により増加した。


その他製品群の売上高は同13.1%減の3.23億円となった。
その他の製品群としては、リレー用部品が主なものとなる。


2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.0%増の286.00億円、営業利益が同9.3%増の22.00億円、経常利益が同7.1%増の22.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同6.8%増の16.50億円とする期初計画を据え置いている。


アプリを入手する
Investing.comで、世界の金融市場の最新動向をチェックしましょう!
今すぐダウンロード

金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。 上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある場合は英語版が優先されます。

ログアウト
本当にログアウトしますか?
いいえあり
キャンセルあり
変更を保存