SFP Research Memo(4):地方都市を中心に新規出店を再開

Fisco

発行済 2022年11月02日 15:04

更新済 2022年11月02日 15:15

■主な活動実績

SFPホールディングス (TYO:3198)の2023年2月期は、コロナ禍が収束に向かうことを前提として、新規出店の再開にも取り組んでいる。
上期は、前述のとおり、「磯丸水産食堂 横浜CIAL店」(FC)の1店舗の出店にとどまったが、2022年9月21日には都内に「磯丸水産食堂 戸越銀座店」(直営店)を、9月27日には仙台に「町鮨 とろたく 一番町店」(直営店)を相次いで出店した。
前者は、商店街・路面小型店(22坪)であるところに特徴があり、これまでの「磯丸水産」に微調整を加えた収益モデルとなっている。
ランチメニューが充実しているうえ、テイクアウトも好評であり、狙いどおり、しっかりと地域社会の日常に溶け込むことができている。
一方、後者は、繁華街の路面・大型店(60坪)となっており、こちらも順調に立ち上がったようだ。
仙台への出店は2018年10月にオープンした「磯丸水産 一番町店」(直営店)に続き2店目となる。
今回の出店は、地方中核都市への複数ブランドによる重複出店の可能性を探るうえでも重要なモデルケースとして捉えることができる。
今後は、2022年11月に静岡に「磯丸水産」(直営店)を、12月には札幌に「磯丸水産」(FC)をオープンする予定となっているが、2024年2月期以降の出店分も含め、未開拓の地方中核都市を中心にさらなる出店機会を探しており、いよいよ再成長に向けて動き出した。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)

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