ダイキアクシス Research Memo(3):環境機器関連事業の海外事業の急拡大にフォーカス

Fisco

発行済 2022年11月02日 15:23

■ダイキアクシス (TYO:4245)の事業概要

1. 環境機器関連事業
環境機器関連事業は、上水、中水、下水のすべてに対応している。
2021年12月期の売上構成比は、地下水飲料化の上水事業が4.4%、中水道システムが0.1%、下水では国内小型合併処理浄化槽が7.2%と排水処理システムが63.2%、メンテナンス等が25.0%となった。
排水処理システムは、マンションや地域集落などの生活排水の処理システムやディスポーザ、産業排水処理では有機系処理と無期系処理に分かれる。
食品加工工場や病院などの有機系では生物処理を、電機、メッキ加工工場などの無機系では化学処理を施す。


同事業の特長は、排水処理施設に関する開発、設計、製造、施工、販売、メンテナンスの一貫体制を取っていることである。
メンテナンス業務により顧客との継続的なコンタクトが可能になり、改修・増設工事の受注にも結び付く。
また、現場で収集したユーザーニーズを研究開発にフィードバックしている。
メンテナンスは、専属部門が24時間監視やスポット対応など顧客ニーズに合わせたサービスを提供できるよう体制を整えている。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)

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