unerry Research Memo(6):自己資本比率は67.9%と高数値。流動・固定比率ともに健全な数値

Fisco

発行済 2022年11月07日 17:36

■業績動向

2. 財務状況と経営指標
unerry (TYO:5034)の2022年6月期の財務状況を見ると、総資産は前期末比257百万円増加の1,203百万円となった。
主な増加要因を見ると、流動資産では受取手形、売掛金及び契約資産(前期は売掛金)が97百万円、当期純利益の計上によって現金及び預金が100百万円増加した。
固定資産では、繰延税金資産が71百万円発生した一方で、敷金及び保証金が30百万円減少した。


負債合計は前期末比96百万円増加の382百万円となった。
主な増減要因を見ると、流動負債では買掛金が86百万円、未払金が16百万円増加した一方で、前受金18百万円が当期は発生しなかった。
固定負債では、長期借入金が20百万円減少した。
純資産合計は前期末比161百万円増加の820百万円となった。
当期純利益の計上によって、繰越利益剰余金が143百万円増加した。


経営指標を見ると、流動比率と固定比率がそれぞれ406.0%、9.2%と非常に健全な数値になっており、長短の手元流動性に問題はないと弊社は考える。
また、自己資本比率は67.9%と非常に高い数値である。
利益をしっかりと出すことができるビジネスモデルに加えて、財務状況が健全な点も評価できる。
また、今後は自己資本の厚みが増していくと弊社は考える。
SaaS方式など同社ビジネスの収益性が高いためだ。
社歴を重ねるにつれて財務の厚みが増していくことが期待される。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎)

アプリを入手する
Investing.comで、世界の金融市場の最新動向をチェックしましょう!
今すぐダウンロード

金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。 上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある場合は英語版が優先されます。

ログアウト
本当にログアウトしますか?
いいえあり
キャンセルあり
変更を保存