日経平均寄与度ランキング(前引け）～日経平均は大幅続伸、ソフトバンクGが1銘柄で約65円分押し上げ
Fisco
発行済 2022年11月08日 12:56
8日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり194銘柄、値下がり26銘柄、変わらず5銘柄となった。
日経平均は大幅続伸。
352.06円高の27879.70円（出来高概算6億4854万株）で前場の取引を終えている。
7日の米株式市場でダウ平均は423.78ドル高（＋1.30％）と続伸。
中間選挙を控える中、下院で共和党優勢との報道を背景に政策遅滞への連想からインフレ・金利高懸念が後退、さらにイベント通過後の不透明感払しょくによる株価上昇への期待もあり買いが優勢に。
ドル高が一段落したことも支援し終日堅調に推移した。
ナスダック総合指数は長期金利上昇で朝方は伸び悩んだものの、引けにかけて上げ幅を拡大し、＋0.85％と続伸。
米国株高を引き継いで日経平均191.2円高からスタート。
値がさのハイテク・グロース株を中心に買いが入る中、朝方から断続的に水準を切り上げる形となり、前場中ごろには27943.27円（415.63円高）まで上値を伸ばした。
個別では、レーザーテック (TYO:6920)、ソフトバンクG (TYO:9984)、東エレク (TYO:8035)、ソニーG (TYO:6758)、任天堂 (TYO:7974)など値がさ株を中心に主力のハイテク・グロース株が大幅高。
INPEX (TYO:1605)、石油資源開発 (TYO:1662)のほか、郵船 (TYO:9101)、川崎汽船 (TYO:9107)、商船三井 (TYO:9104)の海運、三井物産 (TYO:8031)、三菱商事 (TYO:8058)の商社など景気敏感株も総じて高い。
太陽誘電 (TYO:6976)は業績予想を下方修正も、事前の同業他社の決算で警戒感が高まっていたこともあり、悪材料出尽くし感から切り返して大幅高。
業績・配当予想を上方修正した住友精化 (TYO:4008)、好決算に加えて自社株買いを発表したJCU (TYO:4975)、第1四半期が高進捗となったチャームケア (TYO:6062)、業績予想を上方修正したヤマハ発 (TYO:7272)などが2ケタ台の上昇率で急伸。
ユニ・チャーム (TYO:8113)、日立造船 (TYO:7004)、日本CMK (TYO:6958)、ゴールドウイン (TYO:8111)なども好決算が評価された。
一方、7−9月期営業減益となったレノバ (TYO:9519)が急落。
カルビー (TYO:2229)、NTTデータ (TYO:9613)なども減益決算が嫌気されて大幅安。
業績・配当予想を下方修正した日東工業 (TYO:6651)、好業績も通期計画を据え置いた日本ケミコン (TYO:6997)なども大きく下落した。
ほか、目立った材料は見当たらないが、ソシオネクスト (TYO:6526)が半導体関連の中では大きく逆行安となっている。
セクターでは保険、海運、不動産を筆頭にほぼ全面高となり、下落したのはその他金融、陸運の2業種のみとなった。
東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の74％、対して値下がり銘柄は22％となっている。
値上がり寄与トップはソフトバンクG (TYO:9984)となり1銘柄で日経平均を約65円押し上げた。
同2位は東エレク (TYO:8035)となり、ファーストリテ (TYO:9983)、ソニーG (TYO:6758)、アドバンテ (TYO:6857)、ヤマハ発 (TYO:7272)、TDK (TYO:6762)などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはNTTデータ (TYO:9613)となり1銘柄で日経平均を約19円押し下げた。
同2位はエーザイ (TYO:4523)となり、オリックス (TYO:8591)、エムスリー (TYO:2413)、味の素 (TYO:2802)、ヤマトHD (TYO:9064)、アルプスアル (TYO:6770)などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 27879.70(+352.06)
値上がり銘柄数 194(寄与度+384.77)
値下がり銘柄数 26(寄与度-32.71)
変わらず銘柄数 5
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:9984) ソフトバンクG 6921 320 +65.75
(TYO:8035) 東エレク 40690 1300 +44.52
(TYO:9983) ファーストリテ 84580 740 +25.34
(TYO:6758) ソニーG 11260 415 +14.21
(TYO:6857) アドバンテス 7950 180 +12.33
(TYO:7272) ヤマハ発 3495 335 +11.47
(TYO:6762) TDK 4940 95 +9.76
(TYO:9433) KDDI 4299 44 +9.04
(TYO:4568) 第一三共 4714 78 +8.01
(TYO:2801) キッコマン 7930 220 +7.53
(TYO:6367) ダイキン工 23045 205 +7.02
(TYO:7733) オリンパス 3113 50 +6.85
(TYO:6976) 太陽誘電 4160 165 +5.65
(TYO:7974) 任天堂 6274 153 +5.24
(TYO:4063) 信越化 15930 150 +5.14
(TYO:7832) バンナムHD 9848 140 +4.79
(TYO:4503) アステラス薬 2088 27.5 +4.71
(TYO:8830) 住友不 3509 121 +4.14
(TYO:7267) ホンダ 3461 59 +4.04
(TYO:6981) 村田製 7274 145 +3.97
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:9613) NTTデータ 1976 -111 -19.00
(TYO:4523) エーザイ 8544 -148 -5.07
(TYO:8591) オリックス 2100 -63 -2.16
(TYO:2413) エムスリー 4125 -21 -1.73
(TYO:2802) 味の素 4100 -20 -0.68
(TYO:9064) ヤマトHD 2208 -17 -0.58
(TYO:6770) アルプスアル 1233 -16 -0.55
(TYO:5713) 住友鉱 4461 -21 -0.36
(TYO:8053) 住友商 2167 -10 -0.34
(TYO:2871) ニチレイ 2577 -16 -0.27
(TYO:3099) 三越伊勢丹 1305 -8 -0.27
(TYO:9022) JR東海 16930 -75 -0.26
(TYO:8331) 千葉銀 799 -7 -0.24
(TYO:8233) 高島屋 1819 -14 -0.24
(TYO:4004) 昭電工 2108 -67 -0.23
(TYO:5631) 日製鋼所 3140 -25 -0.17
(TYO:9531) 東瓦斯 2528 -21 -0.14
(TYO:9009) 京成 3865 -5 -0.09
(TYO:6103) オークマ 5010 -10 -0.07
(TYO:7186) コンコルディア 448 -2 -0.07
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日経平均は大幅続伸。
352.06円高の27879.70円（出来高概算6億4854万株）で前場の取引を終えている。
7日の米株式市場でダウ平均は423.78ドル高（＋1.30％）と続伸。
中間選挙を控える中、下院で共和党優勢との報道を背景に政策遅滞への連想からインフレ・金利高懸念が後退、さらにイベント通過後の不透明感払しょくによる株価上昇への期待もあり買いが優勢に。
ドル高が一段落したことも支援し終日堅調に推移した。
ナスダック総合指数は長期金利上昇で朝方は伸び悩んだものの、引けにかけて上げ幅を拡大し、＋0.85％と続伸。
米国株高を引き継いで日経平均191.2円高からスタート。
値がさのハイテク・グロース株を中心に買いが入る中、朝方から断続的に水準を切り上げる形となり、前場中ごろには27943.27円（415.63円高）まで上値を伸ばした。
個別では、レーザーテック (TYO:6920)、ソフトバンクG (TYO:9984)、東エレク (TYO:8035)、ソニーG (TYO:6758)、任天堂 (TYO:7974)など値がさ株を中心に主力のハイテク・グロース株が大幅高。
INPEX (TYO:1605)、石油資源開発 (TYO:1662)のほか、郵船 (TYO:9101)、川崎汽船 (TYO:9107)、商船三井 (TYO:9104)の海運、三井物産 (TYO:8031)、三菱商事 (TYO:8058)の商社など景気敏感株も総じて高い。
太陽誘電 (TYO:6976)は業績予想を下方修正も、事前の同業他社の決算で警戒感が高まっていたこともあり、悪材料出尽くし感から切り返して大幅高。
業績・配当予想を上方修正した住友精化 (TYO:4008)、好決算に加えて自社株買いを発表したJCU (TYO:4975)、第1四半期が高進捗となったチャームケア (TYO:6062)、業績予想を上方修正したヤマハ発 (TYO:7272)などが2ケタ台の上昇率で急伸。
ユニ・チャーム (TYO:8113)、日立造船 (TYO:7004)、日本CMK (TYO:6958)、ゴールドウイン (TYO:8111)なども好決算が評価された。
一方、7−9月期営業減益となったレノバ (TYO:9519)が急落。
カルビー (TYO:2229)、NTTデータ (TYO:9613)なども減益決算が嫌気されて大幅安。
業績・配当予想を下方修正した日東工業 (TYO:6651)、好業績も通期計画を据え置いた日本ケミコン (TYO:6997)なども大きく下落した。
ほか、目立った材料は見当たらないが、ソシオネクスト (TYO:6526)が半導体関連の中では大きく逆行安となっている。
セクターでは保険、海運、不動産を筆頭にほぼ全面高となり、下落したのはその他金融、陸運の2業種のみとなった。
東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の74％、対して値下がり銘柄は22％となっている。
値上がり寄与トップはソフトバンクG (TYO:9984)となり1銘柄で日経平均を約65円押し上げた。
同2位は東エレク (TYO:8035)となり、ファーストリテ (TYO:9983)、ソニーG (TYO:6758)、アドバンテ (TYO:6857)、ヤマハ発 (TYO:7272)、TDK (TYO:6762)などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはNTTデータ (TYO:9613)となり1銘柄で日経平均を約19円押し下げた。
同2位はエーザイ (TYO:4523)となり、オリックス (TYO:8591)、エムスリー (TYO:2413)、味の素 (TYO:2802)、ヤマトHD (TYO:9064)、アルプスアル (TYO:6770)などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 27879.70(+352.06)
値上がり銘柄数 194(寄与度+384.77)
値下がり銘柄数 26(寄与度-32.71)
変わらず銘柄数 5
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:9984) ソフトバンクG 6921 320 +65.75
(TYO:8035) 東エレク 40690 1300 +44.52
(TYO:9983) ファーストリテ 84580 740 +25.34
(TYO:6758) ソニーG 11260 415 +14.21
(TYO:6857) アドバンテス 7950 180 +12.33
(TYO:7272) ヤマハ発 3495 335 +11.47
(TYO:6762) TDK 4940 95 +9.76
(TYO:9433) KDDI 4299 44 +9.04
(TYO:4568) 第一三共 4714 78 +8.01
(TYO:2801) キッコマン 7930 220 +7.53
(TYO:6367) ダイキン工 23045 205 +7.02
(TYO:7733) オリンパス 3113 50 +6.85
(TYO:6976) 太陽誘電 4160 165 +5.65
(TYO:7974) 任天堂 6274 153 +5.24
(TYO:4063) 信越化 15930 150 +5.14
(TYO:7832) バンナムHD 9848 140 +4.79
(TYO:4503) アステラス薬 2088 27.5 +4.71
(TYO:8830) 住友不 3509 121 +4.14
(TYO:7267) ホンダ 3461 59 +4.04
(TYO:6981) 村田製 7274 145 +3.97
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:9613) NTTデータ 1976 -111 -19.00
(TYO:4523) エーザイ 8544 -148 -5.07
(TYO:8591) オリックス 2100 -63 -2.16
(TYO:2413) エムスリー 4125 -21 -1.73
(TYO:2802) 味の素 4100 -20 -0.68
(TYO:9064) ヤマトHD 2208 -17 -0.58
(TYO:6770) アルプスアル 1233 -16 -0.55
(TYO:5713) 住友鉱 4461 -21 -0.36
(TYO:8053) 住友商 2167 -10 -0.34
(TYO:2871) ニチレイ 2577 -16 -0.27
(TYO:3099) 三越伊勢丹 1305 -8 -0.27
(TYO:9022) JR東海 16930 -75 -0.26
(TYO:8331) 千葉銀 799 -7 -0.24
(TYO:8233) 高島屋 1819 -14 -0.24
(TYO:4004) 昭電工 2108 -67 -0.23
(TYO:5631) 日製鋼所 3140 -25 -0.17
(TYO:9531) 東瓦斯 2528 -21 -0.14
(TYO:9009) 京成 3865 -5 -0.09
(TYO:6103) オークマ 5010 -10 -0.07
(TYO:7186) コンコルディア 448 -2 -0.07
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が書いた: Fisco
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