GMOアドパートナーズ---3Qも2ケタ増益、エージェンシー事業が好調に推移

Fisco

発行済 2022年11月09日 16:36

更新済 2022年11月09日 16:46

GMOアドパートナーズ (TYO:4784)は7日、2022年12月期第3四半期(22年1月-9月)連結決算を発表した。
売上高が126.26億円、営業利益が前年同期比90.1%増の7.28億円、経常利益が同71.3%増の7.61億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同47.8%増の4.15億円となった。
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期の期首から適用しており、2022年12月期第3四半期に係る各数値については、当該会計基準等を適用した後の数値となっており、当第3四半期累計期間の売上高については、対前年同四半期増減率を記載していない。


エージェンシー事業の売上高は78.49億円、営業利益は前年同期比73.1%増の9.16億円となった。
当第3四半期累計期間においては、コロナ禍からの広告需要の回復が想定を上回って推移したことに加え、前年度に獲得した新規顧客との取引が順調に拡大したことから、売上高・利益ともに前第3四半期累計期間を大きく上回った。
また、アフィリエイト広告関連サービスも引き続き堅調に推移しており、収益率の向上に貢献している。


メディア・アドテク事業の売上高は48.48億円、営業利益は前年同期比2.1%減の4.11億円となった。
当第3四半期累計期間においては、主力商材である「AkaNe」や「ReeMo」といったアドテク商材が媒体仕入枠の獲得競争により収益が伸び悩む状態が引き続いており、その改善に取り組んできた。
一方で、メディア事業において「michill by GMO」のPV・MAUが好調に推移する状況が継続し、収益に貢献したことから、セグメント利益は前第3四半期累計期間と同水準となった。


2022年12月期通期については、売上高は150.00億円、営業利益は前期比23.1%増の6.00億円、経常利益は同17.0%増の6.35億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同17.3%増の3.85億円とする8月4日に上方修正した連結業績予想を据え置き、来期に向けた戦略投資を実行する、としている。


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