■業績見通し
1. 2023年2月期の業績見通し
クリーク・アンド・リバー社 (TYO:4763)の2023年2月期の連結業績は、売上高で前期比5.3%増の44,000百万円、営業利益で同17.2%増の4,000百万円、経常利益で同17.0%増の4,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同12.4%増の2,500百万円と期初計画を据え置いた。
第2四半期までの通期計画に対する進捗率は、売上高で50.8%、営業利益で62.8%と直近3年間の平均(売上高50.0%、営業利益61.4%)に対して概ね順調に進捗しており、会社計画の達成は十分可能と弊社では見ている。
なお、収益認識会計基準等の適用に伴う業績への影響額は売上高で20億円の目減り要因となり、旧会計基準ベースだと売上高は10.0%増を見込んでいることになる。
新卒採用者数については2022年春の160名(うち、専門職が約5割)から2023年春は350名(うち、専門職が8割強)と大幅増員を計画している。
ゲーム、Web、ファッション分野などを中心にクリエイターを積極採用し、2024年2月期以降の成長につなげていく考えだ。
2022年10月時点で約7割の内定が決まっており、今後さらに採用を強化していく。
新卒社員が戦力化するまで通常は研修期間を含めて6ヵ月程度を要するが、同社では入社前研修を充実させることで、入社直後からの戦力化を目指している。
従来もテレビ分野では入社前研修を実施し、4月から現場配属を行っていたが、こうした取り組みを他の分野にも広げていく。
2023年2月期は人材投資費用が先行するが、2023年春以降の売上拡大につながる取り組みとして注目される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
1. 2023年2月期の業績見通し
クリーク・アンド・リバー社 (TYO:4763)の2023年2月期の連結業績は、売上高で前期比5.3%増の44,000百万円、営業利益で同17.2%増の4,000百万円、経常利益で同17.0%増の4,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同12.4%増の2,500百万円と期初計画を据え置いた。
第2四半期までの通期計画に対する進捗率は、売上高で50.8%、営業利益で62.8%と直近3年間の平均(売上高50.0%、営業利益61.4%)に対して概ね順調に進捗しており、会社計画の達成は十分可能と弊社では見ている。
なお、収益認識会計基準等の適用に伴う業績への影響額は売上高で20億円の目減り要因となり、旧会計基準ベースだと売上高は10.0%増を見込んでいることになる。
新卒採用者数については2022年春の160名(うち、専門職が約5割)から2023年春は350名(うち、専門職が8割強)と大幅増員を計画している。
ゲーム、Web、ファッション分野などを中心にクリエイターを積極採用し、2024年2月期以降の成長につなげていく考えだ。
2022年10月時点で約7割の内定が決まっており、今後さらに採用を強化していく。
新卒社員が戦力化するまで通常は研修期間を含めて6ヵ月程度を要するが、同社では入社前研修を充実させることで、入社直後からの戦力化を目指している。
従来もテレビ分野では入社前研修を実施し、4月から現場配属を行っていたが、こうした取り組みを他の分野にも広げていく。
2023年2月期は人材投資費用が先行するが、2023年春以降の売上拡大につながる取り組みとして注目される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)