参天製薬<4536>、抗リウマチ薬事業をヒュペリオンファーマへ承継

Fisco

発行済 2015年05月13日 09:18

更新済 2015年05月13日 09:33

参天製薬<4536>、抗リウマチ薬事業をヒュペリオンファーマへ承継

参天製薬株式会社 (TOKYO:4536)は、抗リウマチ薬に係る事業を、ユニゾン・キャピタル株式会社(東京都千代田区)がアドバイザーを務めるファンドが支配するヒュペリオンファーマ株式会社(東京都中央区)に対して承継させることを決定し、同日付で、参天製薬、ヒュペリオンファーマ及び同じくユニゾン・キャピタルがアドバイザーを務めるファンドの投資先である昭和薬品化工株式会社(東京都中央区)の間で、本事業承継に関する契約を締結した。
ヒュペリオンファーマは、本事業承継のために新設された会社であり、本事業承継の完了までの間に、商号を変更する予定。
本事業承継後、昭和薬品化工は医薬品事業をヒュペリオンファーマに統合することを予定しており、統合新会社は、整形・リウマチの領域に特化したスペシャリティファーマとして発足する。
参天製薬は、抗リウマチ薬事業においては疾患修飾抗リウマチ薬(DMARDs)市場で国内第一位の市場シェアを有する。
昭和薬品化工は、鎮痛解熱剤「カロナール」がアセトアミノフェン製剤市場で約80%のトップシェアを獲得するなど医療関係者から高い信頼を得ている。
ヒュペリオンファーマは、昭和薬品化工の鎮痛領域での取り組みに加え、参天製薬のリウマチ分野での専門性を事業の両輪として迎え入れ、成長拡大を図る。
●今後のスケジュール 吸収分割の予定日(効力発生日) 平成27年8月3日 【ニュース提供・日本M&Aセンター】

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