三菱総合研究所---中部電力パワーグリッドと新しい地域別電力需要予測の開発に着手

Fisco

発行済 2022年11月14日 15:09

三菱総合研究所 (TYO:3636)は11日、中部電力パワーグリッドとカーボンニュートラル実現に対応した送配電設備計画策定に必要となる、新たな地域別電力需要予測(以下DFES)の本格開発に着手したことを発表。


これまで両社は、日本におけるDFESの在り方検討やDFESプロトタイプ構築を進めてきた。
その結果、DFES構築・運用の有効性に一定のめどが立ったため、本開発に着手するとしている。


両社は、2023年度の中部電力パワーグリッドエリアを対象としたDFESの運用開始を目指し、予測機能やユーザーインターフェースなどの開発を進め、運用開始後は中部電力パワーグリッドにおいて、需要予測の高度化を図る。
また、把握したDERのポテンシャルを活用した合理的な設備形成・運用を目指すとしている。


同社は、同取り組みを通じ、全国に対応したDFESを展開することにより、一般送配電事業者のカーボンニュートラルを支える送配電設備形成を支援するとともに、政策提言等を通じて日本におけるDFES普及を目指していく。

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