日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は3日ぶり反発、TDKとアドバンテスの2銘柄で約18円押し上げ

Fisco

発行済 2022年11月21日 16:25

21日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり143銘柄、値下がり76銘柄、変わらず6銘柄となった。


日経平均は3日ぶり反発。
先週末18日の米株式市場でNYダウは3日ぶり反発。
予想を上回った小売企業の決算を好感し、寄り付き後上昇。
その後、ボストン連銀のコリンズ総裁のタカ派発言を受けて長期金利が一段と上昇すると、金利高を警戒した売りに押されたが、ディフェンシブ株の買いが根強く、NYダウはプラス圏で終了した。
堅調な米株式相場を受けた今日の東京市場は買いが先行し、日経平均は82.23円高からスタートした。
ただ、国内に目立った買い材料がなく、前場の中頃に日経平均は下げに転じた。
今週は23日は東京市場が休場、24日は米株式市場が休場、翌25日は米株式市場が短縮取引となることもあり、午後は様子見ムードが広がる中、日経平均は先週末終値近辺で小動きとなり、取引終了にかけてやや強含んだ。


大引けの日経平均は前日比45.02円高の27944.79円となった。
東証プライムの売買高は9億6530万株、売買代金は2兆4510億円だった。
セクターでは海運業、卸売業、鉄鋼などが上昇。
一方、鉱業、その他製品、パルプ・紙などが下落した。
東証プライムの値上がり銘柄は全体の66%、対して値下がり銘柄は29%となった。


値上がり寄与トップはTDK (TYO:6762)、同2位はアドバンテス (TYO:6857)となり、2銘柄で日経平均を約18円押し上げた。
アドバンテスについては、モルガン・スタンレーMUFG証券が投資判断を「イコールウェイト」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も9000円から11000円に引き上げている。
また、日経平均構成銘柄の上昇率トップは帝人 (TYO:3401)とサッポロHD (TYO:2501)でいずれも2.78%高だった。


一方、値下がり寄与トップは第一三共 (TYO:4568)、同2位はファーストリテ (TYO:9983)となり、2銘柄で日経平均を約14円押し下げた。
また、日経平均構成銘柄の下落率トップはSOMPO (TYO:8630)で8.02%安、同2位は東海カーボン (TYO:5301)で5.20%安だった。
SOMPOは、先週末に発表した7-9月期の決算が売り材料となった。
上半期純損益は200億円の赤字で、前年同期比1508億円の損益悪化。
また、通期純利益予想は従来の1600億円から800億円にまで下方修正した。



*15:00現在

日経平均株価  27944.79(+45.02)

値上がり銘柄数 143(寄与度+116.53)
値下がり銘柄数  76(寄与度-71.51)
変わらず銘柄数  6

○値上がり上位銘柄
コード  銘柄       直近価格   前日比 寄与度
(TYO:6762) TDK         4945      90 +9.25
(TYO:6857) アドバンテス     9120     130 +8.90
(TYO:4063) 信越化        17450     250 +8.56
(TYO:6971) 京セラ         7019     104 +7.12
(TYO:8035) 東エレク       44750     160 +5.48
(TYO:6988) 日東電         8640     130 +4.45
(TYO:4519) 中外薬         3512      38 +3.90
(TYO:8058) 三菱商事       4445      97 +3.32
(TYO:8766) 東京海上       2791     63.5 +3.26
(TYO:7741) HOYA       14300     165 +2.83
(TYO:4704) トレンド       7160      80 +2.74
(TYO:4021) 日産化         6570      80 +2.74
(TYO:9735) セコム         8259      77 +2.64
(TYO:4578) 大塚HD       4652      53 +1.81
(TYO:6367) ダイキン工     22580      50 +1.71
(TYO:7203) トヨタ自       2003      10 +1.71
(TYO:8015) 豊田通商       5120      50 +1.71
(TYO:5713) 住友鉱         4542      88 +1.51
(TYO:7270) SUBARU     2310     41.5 +1.42
(TYO:2801) キッコマン      7700      40 +1.37

○値下がり上位銘柄
コード  銘柄       直近価格   前日比 寄与度
(TYO:4568) 第一三共       4615     -72 -7.40
(TYO:9983) ファーストリテ   82160     -200 -6.85
(TYO:9766) コナミG       6770     -140 -4.79
(TYO:9433) KDDI       4098     -18 -3.70
(TYO:2413) エムスリー      4416     -44 -3.62
(TYO:6976) 太陽誘電       4395     -100 -3.42
(TYO:8630) SOMPO         5631     -491 -3.36
(TYO:4911) 資生堂         5784     -98 -3.36
(TYO:4324) 電通グループ     4435     -85 -2.91
(TYO:4543) テルモ         3949     -21 -2.88
(TYO:3659) ネクソン       2781     -41 -2.81
(TYO:7832) バンナムHD     8855     -70 -2.40
(TYO:6954) ファナック     20515     -70 -2.40
(TYO:5301) 東海カーボ      1058     -58 -1.99
(TYO:3382) 7&iHD      5578     -42 -1.44
(TYO:9613) NTTデータ     2092      -8 -1.37
(TYO:9064) ヤマトHD      2288     -39 -1.34
(TYO:7974) 任天堂         5887     -33 -1.13
(TYO:7951) ヤマハ         5340     -30 -1.03
(TYO:5332) TOTO       4705     -60 -1.03


アプリを入手する
Investing.comで、世界の金融市場の最新動向をチェックしましょう!
今すぐダウンロード

金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。 上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある場合は英語版が優先されます。

ログアウト
本当にログアウトしますか?
いいえあり
キャンセルあり
変更を保存