日本和装 Research Memo(4):2022年12月期第2四半期はコロナ禍からの回復もあり、62.2%の営業増益

Fisco

発行済 2022年11月21日 16:34

更新済 2022年11月21日 16:45

■業績動向

1. 2022年12月期第2四半期の業績概要
日本和装ホールディングス (TYO:2499)の2022年12月期第2四半期決算は、売上高が2,391百万円(前年同期比3.0%増)、営業利益が235百万円(同62.2%増)、経常利益が230百万円(同50.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益が128百万円(同25.0%増)となった。
前年同期までは多少なりともコロナ禍の影響を受けていたが、その影響が薄らいだことに加え、新たな商材や趣向を打ち出した販売会が功を奏して売上高は順調に回復した。
さらに、売上総利益率が改善したことに加え、販管費の伸び率を0.8%に押さえたことから営業利益は大幅な増益となった。


上期は、「やります!もっと着物、自由化宣言」をキャッチフレーズに、「完全手ぶら教室」や「時短教室」など様々なサービスを導入し、今までにない着付け教室の展開を行ったことで新たな顧客層を獲得した。
また、全国19会場で開催された「きものブリリアンツ地区大会」に多くの顧客が参加したほか、「はかた匠工芸ツアー」がコロナ禍以降に実施されたツアー・イベントのうち過去最高の集客数を得るなど好調な結果となった。
さらに、ワンストップソリューションの提供により、グループ会社のシナジー効果も発揮され、産地や商材を打ち出したツアー・イベントの企画を実施したことで、販売仲介の取扱高が好調に推移した。
毎年恒例のイベントである「遊々会」「縁の会」には約2千名が参加し、「遊々会」東京会場の取扱高は過去最高となった。
これらの結果、売上高は前年同期比3.0%増となり、営業利益は同62.2%増となった。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

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