日経平均寄与度ランキング(前引け）～日経平均は続伸、テルモが1銘柄で約13円分押し上げ
Fisco
発行済 2022年11月22日 12:53
22日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり196銘柄、値下がり26銘柄、変わらず3銘柄となった。
日経平均は続伸。
205.71円高の28150.50円（出来高概算6億1196万株）で前場の取引を終えている。
21日の米株式市場でダウ平均は45.41ドル安（−0.13％）と小幅反落。
新型コロナ感染急拡大により中国各地で都市封鎖が再開されたことを嫌気し売りが先行。
連邦準備制度理事会（FRB）のタカ派継続姿勢も重石となり、特にハイテク株が売られた。
一方、サンフランシスコ連銀・デーリー総裁が行き過ぎた利上げに懸念を示したことが投資家心理を改善させ、引けにかけては下げ幅を縮小した。
ナスダック総合指数は−1.09％と反落。
一方、時間外取引のナスダック100先物が堅調に推移している中、国内祝日を前にした売り方の買い戻しも入って、日経平均は114.72円高の28059.51円と節目を回復してスタート。
前場中ごろには28203.35円（258.56円高）まで上昇したが、中国での新型コロナ感染再拡大を背景にアジア市況が軟調な中、買い上がる向きは少なく、その後は膠着感の強い動きが続いた。
個別では、為替の円安進行を背景にトヨタ自 (TYO:7203)、マツダ (TYO:7261)、三菱自 (TYO:7211)の自動車関連が大きく上昇。
前日に米著名投資家ウォーレン・バフェット氏による買い増しで人気化した三井物産 (TYO:8031)、三菱商事 (TYO:8058)、住友商事 (TYO:8053)、丸紅 (TYO:8002)、伊藤忠 (TYO:8001)の大手商社は揃って大幅続伸。
サウジアラビアが石油輸出国機構（OPEC）プラスの12月会合に向けて台頭していた増産報道を否定したこともあり、INPEX (TYO:1605)、ENEOS (TYO:5020)なども高い。
ほか、新型コロナ飲み薬の承認期待が高まっている塩野義 (TYO:4507)、ヒートポンプ暖房の生産拠点の新設が材料視されたパナHD (TYO:6752)、主力製品の再値上げを発表した江崎グリコ (TYO:2206)などが大幅高となっている。
一方、ソフトバンクG (TYO:9984)のほか、東エレク (TYO:8035)、アドバンテスト (TYO:6857)、ルネサス (TYO:6723)、ディスコ (TYO:6146)の半導体関連や、ファーストリテ (TYO:9983)、メルカリ (TYO:4385)、エムスリー (TYO:2413)などのハイテク・グロース株の一角が軟調。
東証プライム市場の値下がり率上位にはSREHD (TYO:2980)、ラクス (TYO:3923)、ギフティ (TYO:4449)、Sansan (TYO:4443)、チェンジ (TYO:3962)、インソース (TYO:6200)などの中小型グロース株が多く入っている。
セクターでは電気・ガス、輸送用機器、卸売を筆頭に全面高となった。
東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の81％、対して値下がり銘柄は16％となっている。
値上がり寄与トップはテルモ (TYO:4543)となり1銘柄で日経平均を約13円押し上げた。
同2位は第一三共 (TYO:4568)となり、ダイキン (TYO:6367)、トヨタ自 (TYO:7203)、中外薬 (TYO:4519)、オリンパス (TYO:7733)、塩野義薬 (TYO:4507)などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはアドバンテ (TYO:6857)となり1銘柄で日経平均を約7円押し下げた。
同2位はエムスリー (TYO:2413)となり、ソフトバンクG (TYO:9984)、コナミグループ (TYO:9766)、東エレク (TYO:8035)、ファーストリテ (TYO:9983)、ネクソン (TYO:3659)などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 28150.50(+205.71)
値上がり銘柄数 196(寄与度+245.98)
値下がり銘柄数 26(寄与度-40.27)
変わらず銘柄数 3
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:4543) テルモ 4044 95 +13.01
(TYO:4568) 第一三共 4708 93 +9.55
(TYO:6367) ダイキン工 22855 275 +9.42
(TYO:7203) トヨタ自 2054.5 51.5 +8.82
(TYO:4519) 中外薬 3594 82 +8.42
(TYO:7733) オリンパス 2792 59 +8.08
(TYO:4507) 塩野義薬 7190 212 +7.26
(TYO:9735) セコム 8463 204 +6.99
(TYO:6758) ソニーG 11440 185 +6.33
(TYO:4503) アステラス薬 2138.5 34 +5.82
(TYO:4523) エーザイ 9103 160 +5.48
(TYO:6954) ファナック 20675 160 +5.48
(TYO:6902) デンソー 7738 134 +4.59
(TYO:6971) 京セラ 7085 66 +4.52
(TYO:6762) TDK 4985 40 +4.11
(TYO:8058) 三菱商事 4562 117 +4.01
(TYO:3382) 7＆iHD 5693 115 +3.94
(TYO:8267) イオン 2885 97.5 +3.34
(TYO:8001) 伊藤忠 4305 95 +3.25
(TYO:9433) KDDI 4113 15 +3.08
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:6857) アドバンテス 9010 -110 -7.53
(TYO:2413) エムスリー 4328 -88 -7.23
(TYO:9984) ソフトバンクG 6047 -30 -6.16
(TYO:9766) コナミG 6610 -160 -5.48
(TYO:8035) 東エレク 44650 -100 -3.42
(TYO:9983) ファーストリテ 82060 -100 -3.42
(TYO:3659) ネクソン 2757 -24 -1.64
(TYO:7951) ヤマハ 5310 -30 -1.03
(TYO:6952) カシオ計 1342 -18 -0.62
(TYO:7735) スクリーンHD 8890 -80 -0.55
(TYO:4751) サイバー 1208 -19 -0.52
(TYO:5803) フジクラ 1110 -13 -0.45
(TYO:6724) エプソン 2144 -6 -0.41
(TYO:6753) シャープ 968 -10 -0.34
(TYO:5214) 日電硝 2563 -28 -0.29
(TYO:4911) 資生堂 5776 -8 -0.27
(TYO:4755) 楽天グループ 650 -7 -0.24
(TYO:5713) 住友鉱 4530 -12 -0.21
(TYO:8830) 住友不 3654 -5 -0.17
(TYO:5332) TOTO 4700 -5 -0.09
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日経平均は続伸。
205.71円高の28150.50円（出来高概算6億1196万株）で前場の取引を終えている。
21日の米株式市場でダウ平均は45.41ドル安（−0.13％）と小幅反落。
新型コロナ感染急拡大により中国各地で都市封鎖が再開されたことを嫌気し売りが先行。
連邦準備制度理事会（FRB）のタカ派継続姿勢も重石となり、特にハイテク株が売られた。
一方、サンフランシスコ連銀・デーリー総裁が行き過ぎた利上げに懸念を示したことが投資家心理を改善させ、引けにかけては下げ幅を縮小した。
ナスダック総合指数は−1.09％と反落。
一方、時間外取引のナスダック100先物が堅調に推移している中、国内祝日を前にした売り方の買い戻しも入って、日経平均は114.72円高の28059.51円と節目を回復してスタート。
前場中ごろには28203.35円（258.56円高）まで上昇したが、中国での新型コロナ感染再拡大を背景にアジア市況が軟調な中、買い上がる向きは少なく、その後は膠着感の強い動きが続いた。
個別では、為替の円安進行を背景にトヨタ自 (TYO:7203)、マツダ (TYO:7261)、三菱自 (TYO:7211)の自動車関連が大きく上昇。
前日に米著名投資家ウォーレン・バフェット氏による買い増しで人気化した三井物産 (TYO:8031)、三菱商事 (TYO:8058)、住友商事 (TYO:8053)、丸紅 (TYO:8002)、伊藤忠 (TYO:8001)の大手商社は揃って大幅続伸。
サウジアラビアが石油輸出国機構（OPEC）プラスの12月会合に向けて台頭していた増産報道を否定したこともあり、INPEX (TYO:1605)、ENEOS (TYO:5020)なども高い。
ほか、新型コロナ飲み薬の承認期待が高まっている塩野義 (TYO:4507)、ヒートポンプ暖房の生産拠点の新設が材料視されたパナHD (TYO:6752)、主力製品の再値上げを発表した江崎グリコ (TYO:2206)などが大幅高となっている。
一方、ソフトバンクG (TYO:9984)のほか、東エレク (TYO:8035)、アドバンテスト (TYO:6857)、ルネサス (TYO:6723)、ディスコ (TYO:6146)の半導体関連や、ファーストリテ (TYO:9983)、メルカリ (TYO:4385)、エムスリー (TYO:2413)などのハイテク・グロース株の一角が軟調。
東証プライム市場の値下がり率上位にはSREHD (TYO:2980)、ラクス (TYO:3923)、ギフティ (TYO:4449)、Sansan (TYO:4443)、チェンジ (TYO:3962)、インソース (TYO:6200)などの中小型グロース株が多く入っている。
セクターでは電気・ガス、輸送用機器、卸売を筆頭に全面高となった。
東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の81％、対して値下がり銘柄は16％となっている。
値上がり寄与トップはテルモ (TYO:4543)となり1銘柄で日経平均を約13円押し上げた。
同2位は第一三共 (TYO:4568)となり、ダイキン (TYO:6367)、トヨタ自 (TYO:7203)、中外薬 (TYO:4519)、オリンパス (TYO:7733)、塩野義薬 (TYO:4507)などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはアドバンテ (TYO:6857)となり1銘柄で日経平均を約7円押し下げた。
同2位はエムスリー (TYO:2413)となり、ソフトバンクG (TYO:9984)、コナミグループ (TYO:9766)、東エレク (TYO:8035)、ファーストリテ (TYO:9983)、ネクソン (TYO:3659)などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 28150.50(+205.71)
値上がり銘柄数 196(寄与度+245.98)
値下がり銘柄数 26(寄与度-40.27)
変わらず銘柄数 3
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:4543) テルモ 4044 95 +13.01
(TYO:4568) 第一三共 4708 93 +9.55
(TYO:6367) ダイキン工 22855 275 +9.42
(TYO:7203) トヨタ自 2054.5 51.5 +8.82
(TYO:4519) 中外薬 3594 82 +8.42
(TYO:7733) オリンパス 2792 59 +8.08
(TYO:4507) 塩野義薬 7190 212 +7.26
(TYO:9735) セコム 8463 204 +6.99
(TYO:6758) ソニーG 11440 185 +6.33
(TYO:4503) アステラス薬 2138.5 34 +5.82
(TYO:4523) エーザイ 9103 160 +5.48
(TYO:6954) ファナック 20675 160 +5.48
(TYO:6902) デンソー 7738 134 +4.59
(TYO:6971) 京セラ 7085 66 +4.52
(TYO:6762) TDK 4985 40 +4.11
(TYO:8058) 三菱商事 4562 117 +4.01
(TYO:3382) 7＆iHD 5693 115 +3.94
(TYO:8267) イオン 2885 97.5 +3.34
(TYO:8001) 伊藤忠 4305 95 +3.25
(TYO:9433) KDDI 4113 15 +3.08
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:6857) アドバンテス 9010 -110 -7.53
(TYO:2413) エムスリー 4328 -88 -7.23
(TYO:9984) ソフトバンクG 6047 -30 -6.16
(TYO:9766) コナミG 6610 -160 -5.48
(TYO:8035) 東エレク 44650 -100 -3.42
(TYO:9983) ファーストリテ 82060 -100 -3.42
(TYO:3659) ネクソン 2757 -24 -1.64
(TYO:7951) ヤマハ 5310 -30 -1.03
(TYO:6952) カシオ計 1342 -18 -0.62
(TYO:7735) スクリーンHD 8890 -80 -0.55
(TYO:4751) サイバー 1208 -19 -0.52
(TYO:5803) フジクラ 1110 -13 -0.45
(TYO:6724) エプソン 2144 -6 -0.41
(TYO:6753) シャープ 968 -10 -0.34
(TYO:5214) 日電硝 2563 -28 -0.29
(TYO:4911) 資生堂 5776 -8 -0.27
(TYO:4755) 楽天グループ 650 -7 -0.24
(TYO:5713) 住友鉱 4530 -12 -0.21
(TYO:8830) 住友不 3654 -5 -0.17
(TYO:5332) TOTO 4700 -5 -0.09
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が書いた: Fisco
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