Reuters
発行済 2022年11月28日 23:39
更新済 2022年11月29日 00:45
[28日 ロイター] - アドビ・アナリティクスによると、米感謝祭後に展開されるインターネット通販の大規模セール「サイバーマンデー」に当たる28日、米国のオンライン支出額は前年から最大8.5%増加し、過去最高の112─116億ドルに達する見通し。
昨年2021年のサイバーマンデー売上高は前年比1.4%減少。品不足を背景に、小売り各社がセールを10月初旬から開始したことが響いた。今年は根強い高インフレの中、消費者はさらなる割引を求め、買い物を感謝祭後まで待つ動きになっているという。ターゲット、メイシーズ、ベスト・バイなど小売大手各社は、新型コロナウイルス感染拡大前のようにサイバーマンデーを1日限りのイベントに戻す見通し。
小売関連のコンサルタントを手掛けるSpieckerman Retailは「感謝祭にはウォルマートとターゲットの店舗は休業となるため、サイバーマンデーが勝負の分かれ目となる」と指摘した。
アドビによると、年末商戦の幕開けとなるブラックフライデー(感謝祭翌日の金曜日)の25日の米オンライン消費額は前年比2.3%増加し、過去最高の91億2000万ドルに上った。
が書いた: Reuters
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