米テスラ、「モデル3」の改良型を導入へ=情報筋

Reuters

発行済 2022年11月29日 00:59

[28日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラがセダン「モデル3」の改良型の導入に向け、開発を進めていることが分かった。生産コスト削減と、登場から5年を経たモデル3の注目度を高めるのが狙い。4人の情報筋が明らかにした。

情報筋によると、改良型の開発コード名は「ハイランド」。購入者が重視する機能に焦点を当てつつ、モデル3の内装の部品点数を減らして複雑なのを改めるのが狙い。

2人の関係者によると、新型では外観や駆動装置の性能も変える可能性がある。テスラの中国・上海、米カリフォルニア州フリーモントの両工場で生産し、うち上海では2023年第3・四半期に生産を始める予定だ。

フリーモントでの生産開始時期や、コスト削減の規模は分かっていない。