後場の日経平均は306円高でスタート、ソフトバンクGや日本電産などが上昇

Fisco

発行済 2022年12月01日 13:08

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28275.87;+306.88TOPIX;1988.95;+3.38


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比306.88円高の28275.87円と、前引け(28281.04円)から上げ幅を縮めてスタート。
ランチタイム中の225先物は28260円~28300円のレンジでもみ合い。
ドル・円は1ドル=136.60−70円と午前9時頃から80銭ほど円高・ドル安水準。
アジア市況では、上海総合指数と香港ハンセン指数が揃って堅調に推移。
前日のイベントでの講演で、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は過剰な利上げに対する懸念を示し、早ければ12月会合で利上げ幅を縮小する考えを改めて示した。
事前に警戒感が高まっていた中、ハト派的と捉えられ、前日の米国市場では長期金利が大幅低下し、ハイテク株を中心に株価は上昇した。
これを受けて、本日の東京市場でもハイテク株の上昇が目立っている。
一方、ドル円が1ドル=136円台半ばと、8月下旬以来となる円高・ドル安水準まで進行していることが、日本株の重石として働いており、日経平均は節目の28500円手前では戻り待ちの売りで伸び悩んでいる。


 セクターでは電気機器、化学、パルプ・紙が上昇率上位となっている一方、保険、不動産、銀行が下落率上位となっている。
東証プライム市場の売買代金上位ではレーザーテック (TYO:6920)、東エレク (TYO:8035)、ソフトバンクG (TYO:9984)、アドバンテスト (TYO:6857)、キーエンス (TYO:6861)、日本電産 (TYO:6594)などのハイテク株や、メルカリ (TYO:4385)、ファーストリテ (TYO:9983)、リクルートHD (TYO:6098)などのグロース株のほか、エーザイ (TYO:4523)が大きく上昇している。
一方、トヨタ自 (TYO:7203)、三菱UFJ (TYO:8306)、三井住友 (TYO:8316)、任天堂
(TYO:7974)、川崎汽船 (TYO:9107)、三菱重 (TYO:7011)、大阪チタ (TYO:5726)、三菱商事 (TYO:8058)などが軟調となっている。


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