日経平均寄与度ランキング(前引け）～日経平均は続伸、東エレクが1銘柄で約33円分押し上げ
Fisco
発行済 2022年12月14日 12:54
14日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり160銘柄、値下がり59銘、変わらず6銘柄となった。
日経平均は続伸。
186.56円高の28141.41円（出来高概算5億687万株）で前場の取引を終えている。
13日の米株式市場でダウ平均は103.60ドル高（＋0.30％）と続伸。
米11月消費者物価指数（CPI）が予想以上に鈍化したため、インフレピークアウト期待が強まり、買い先行で始まった。
ただ、根強い景気後退懸念からダウ平均は一時下落に転じる場面もあった。
一方、ドル安や金利低下が企業収益の改善につながるとの期待などもあり、押し目買いから終盤にかけてはプラス圏を回復した。
ナスダック総合指数は＋1.01％と続伸。
米国株高を引き継いで日経平均は50.18円高の28005.03円からスタート。
日本時間15日午前4時頃に結果公表を控える米連邦公開市場委員会（FOMC）を直前に序盤は一進一退となったが、午前中ごろからは本日のレンジを上抜ける形で上値を伸ばす展開。
終盤に28175.44円（220.59円高）まで上昇した後は騰勢一服となったが、底堅い動きが続いた。
個別では、フィラデルフィア半導体株指数（SOX）の上昇を支援要因にレーザーテック (TYO:6920)、東エレク (TYO:8035)、ルネサス (TYO:6723)、ソシオネクスト (TYO:6526)など関連株が大幅高。
信越化 (TYO:4063)、ダイキン (TYO:6367)、ソニーG (TYO:6758)の値がさ株も高い。
中国の経済再開期待が続いているようで、住友鉱 (TYO:5713)、DOWA (TYO:5714)の非鉄金属やJFE (TYO:5411)、ナブテスコ (TYO:6268)、INPEX (TYO:1605)などが上昇。
米航空会社のユナイテッドが航空機メーカー・ボーイングの787ドリームライナー航空機について、過去最高となる100機の購入を発表したことで、ボーイングを大口顧客にもつ東レ (TYO:3402)が急伸。
米電気自動車メーカー・ルーシッドにリチウムイオン電池供給を開始すると伝わっているパナHD (TYO:6752)は買い優勢。
経済産業省の水素普及支援策を材料に岩谷産業 (TYO:8088)も大きく上昇。
ヤーマン (TYO:6630)、ネオジャパン (TYO:3921)は決算を受けて大幅高となっている。
一方、為替の円高・ドル安進行を受けて三菱自 (TYO:7211)、SUBARU (TYO:7270)の自動車の一角や、現在為替レートよりも円安水準に想定為替レートを設定しているオリンパス (TYO:7733)などが下落。
米長期金利の低下を受けて第一生命HD (TYO:8750)、りそなHD (TYO:8308)の金融は全般冴えない。
正栄食 (TYO:8079)は減益見通し決算が嫌気されて急落している。
セクターでは繊維製品、鉱業、非鉄金属が上昇率上位となった一方、空運、倉庫・運輸、陸運が下落率上位となった。
東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の62％、対して値下がり銘柄は32％となっている。
値上がり寄与トップは東エレク (TYO:8035)となり1銘柄で日経平均を約33円押し上げた。
同2位は信越化 (TYO:4063)となり、ダイキン (TYO:6367)、ファーストリテ (TYO:9983)、ソフトバンクG (TYO:9984)、リクルートHD (TYO:6098)、アドバンテ (TYO:6857)などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはオリンパス (TYO:7733)となり1銘柄で日経平均を約3円押し下げた。
同2位はバンナムHD (TYO:7832)となり、資生堂 (TYO:4911)、TDK (TYO:6762)、JT (TYO:2914)、日揮HD (TYO:1963)、SUBARU (TYO:7270)などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 28141.41(+186.56)
値上がり銘柄数 160(寄与度+203.57)
値下がり銘柄数 59(寄与度-17.01)
変わらず銘柄数 6
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:8035) 東エレク 46280 990 +33.90
(TYO:4063) 信越化 17625 365 +12.50
(TYO:6367) ダイキン工 22710 310 +10.62
(TYO:9983) ファーストリテ 85470 290 +9.93
(TYO:9984) ソフトバンクG 6255 42 +8.63
(TYO:6098) リクルートHD 4379 75 +7.70
(TYO:6857) アドバンテス 9920 110 +7.53
(TYO:4543) テルモ 4028 48 +6.57
(TYO:7741) HOYA 14085 270 +4.62
(TYO:4568) 第一三共 4500 44 +4.52
(TYO:4704) トレンド 6650 120 +4.11
(TYO:9613) NTTデータ 2073 23 +3.94
(TYO:6758) ソニーG 11100 110 +3.77
(TYO:4503) アステラス薬 2190.5 21.5 +3.68
(TYO:6954) ファナック 20920 105 +3.60
(TYO:4324) 電通グループ 4330 100 +3.42
(TYO:4519) 中外薬 3647 28 +2.88
(TYO:6971) 京セラ 6942 40 +2.74
(TYO:6981) 村田製 7398 79 +2.16
(TYO:1925) 大和ハウス 3190 63 +2.16
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:7733) オリンパス 2640.5 -26.5 -3.63
(TYO:7832) バンナムHD 8876 -45 -1.54
(TYO:4911) 資生堂 6534 -34 -1.16
(TYO:6762) TDK 4725 -10 -1.03
(TYO:2914) JT 2822 -18 -0.62
(TYO:1963) 日揮HD 1770 -16 -0.55
(TYO:7270) SUBARU 2248 -16 -0.55
(TYO:9301) 三菱倉 3185 -30 -0.51
(TYO:8697) JPX 1921 -14 -0.48
(TYO:4452) 花王 5432 -14 -0.48
(TYO:6594) 日本電産 8132 -16 -0.44
(TYO:6301) コマツ 3128 -12 -0.41
(TYO:9022) JR東海 16410 -110 -0.38
(TYO:4751) サイバー 1212 -12 -0.33
(TYO:3086) Jフロント 1145 -17 -0.29
(TYO:9007) 小田急 1741 -16 -0.27
(TYO:3099) 三越伊勢丹 1290 -8 -0.27
(TYO:8233) 高島屋 1683 -16 -0.27
(TYO:9009) 京成 3850 -15 -0.26
(TYO:2501) サッポロHD 3575 -35 -0.24
アプリを入手する
日経平均は続伸。
186.56円高の28141.41円（出来高概算5億687万株）で前場の取引を終えている。
13日の米株式市場でダウ平均は103.60ドル高（＋0.30％）と続伸。
米11月消費者物価指数（CPI）が予想以上に鈍化したため、インフレピークアウト期待が強まり、買い先行で始まった。
ただ、根強い景気後退懸念からダウ平均は一時下落に転じる場面もあった。
一方、ドル安や金利低下が企業収益の改善につながるとの期待などもあり、押し目買いから終盤にかけてはプラス圏を回復した。
ナスダック総合指数は＋1.01％と続伸。
米国株高を引き継いで日経平均は50.18円高の28005.03円からスタート。
日本時間15日午前4時頃に結果公表を控える米連邦公開市場委員会（FOMC）を直前に序盤は一進一退となったが、午前中ごろからは本日のレンジを上抜ける形で上値を伸ばす展開。
終盤に28175.44円（220.59円高）まで上昇した後は騰勢一服となったが、底堅い動きが続いた。
個別では、フィラデルフィア半導体株指数（SOX）の上昇を支援要因にレーザーテック (TYO:6920)、東エレク (TYO:8035)、ルネサス (TYO:6723)、ソシオネクスト (TYO:6526)など関連株が大幅高。
信越化 (TYO:4063)、ダイキン (TYO:6367)、ソニーG (TYO:6758)の値がさ株も高い。
中国の経済再開期待が続いているようで、住友鉱 (TYO:5713)、DOWA (TYO:5714)の非鉄金属やJFE (TYO:5411)、ナブテスコ (TYO:6268)、INPEX (TYO:1605)などが上昇。
米航空会社のユナイテッドが航空機メーカー・ボーイングの787ドリームライナー航空機について、過去最高となる100機の購入を発表したことで、ボーイングを大口顧客にもつ東レ (TYO:3402)が急伸。
米電気自動車メーカー・ルーシッドにリチウムイオン電池供給を開始すると伝わっているパナHD (TYO:6752)は買い優勢。
経済産業省の水素普及支援策を材料に岩谷産業 (TYO:8088)も大きく上昇。
ヤーマン (TYO:6630)、ネオジャパン (TYO:3921)は決算を受けて大幅高となっている。
一方、為替の円高・ドル安進行を受けて三菱自 (TYO:7211)、SUBARU (TYO:7270)の自動車の一角や、現在為替レートよりも円安水準に想定為替レートを設定しているオリンパス (TYO:7733)などが下落。
米長期金利の低下を受けて第一生命HD (TYO:8750)、りそなHD (TYO:8308)の金融は全般冴えない。
正栄食 (TYO:8079)は減益見通し決算が嫌気されて急落している。
セクターでは繊維製品、鉱業、非鉄金属が上昇率上位となった一方、空運、倉庫・運輸、陸運が下落率上位となった。
東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の62％、対して値下がり銘柄は32％となっている。
値上がり寄与トップは東エレク (TYO:8035)となり1銘柄で日経平均を約33円押し上げた。
同2位は信越化 (TYO:4063)となり、ダイキン (TYO:6367)、ファーストリテ (TYO:9983)、ソフトバンクG (TYO:9984)、リクルートHD (TYO:6098)、アドバンテ (TYO:6857)などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはオリンパス (TYO:7733)となり1銘柄で日経平均を約3円押し下げた。
同2位はバンナムHD (TYO:7832)となり、資生堂 (TYO:4911)、TDK (TYO:6762)、JT (TYO:2914)、日揮HD (TYO:1963)、SUBARU (TYO:7270)などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 28141.41(+186.56)
値上がり銘柄数 160(寄与度+203.57)
値下がり銘柄数 59(寄与度-17.01)
変わらず銘柄数 6
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:8035) 東エレク 46280 990 +33.90
(TYO:4063) 信越化 17625 365 +12.50
(TYO:6367) ダイキン工 22710 310 +10.62
(TYO:9983) ファーストリテ 85470 290 +9.93
(TYO:9984) ソフトバンクG 6255 42 +8.63
(TYO:6098) リクルートHD 4379 75 +7.70
(TYO:6857) アドバンテス 9920 110 +7.53
(TYO:4543) テルモ 4028 48 +6.57
(TYO:7741) HOYA 14085 270 +4.62
(TYO:4568) 第一三共 4500 44 +4.52
(TYO:4704) トレンド 6650 120 +4.11
(TYO:9613) NTTデータ 2073 23 +3.94
(TYO:6758) ソニーG 11100 110 +3.77
(TYO:4503) アステラス薬 2190.5 21.5 +3.68
(TYO:6954) ファナック 20920 105 +3.60
(TYO:4324) 電通グループ 4330 100 +3.42
(TYO:4519) 中外薬 3647 28 +2.88
(TYO:6971) 京セラ 6942 40 +2.74
(TYO:6981) 村田製 7398 79 +2.16
(TYO:1925) 大和ハウス 3190 63 +2.16
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:7733) オリンパス 2640.5 -26.5 -3.63
(TYO:7832) バンナムHD 8876 -45 -1.54
(TYO:4911) 資生堂 6534 -34 -1.16
(TYO:6762) TDK 4725 -10 -1.03
(TYO:2914) JT 2822 -18 -0.62
(TYO:1963) 日揮HD 1770 -16 -0.55
(TYO:7270) SUBARU 2248 -16 -0.55
(TYO:9301) 三菱倉 3185 -30 -0.51
(TYO:8697) JPX 1921 -14 -0.48
(TYO:4452) 花王 5432 -14 -0.48
(TYO:6594) 日本電産 8132 -16 -0.44
(TYO:6301) コマツ 3128 -12 -0.41
(TYO:9022) JR東海 16410 -110 -0.38
(TYO:4751) サイバー 1212 -12 -0.33
(TYO:3086) Jフロント 1145 -17 -0.29
(TYO:9007) 小田急 1741 -16 -0.27
(TYO:3099) 三越伊勢丹 1290 -8 -0.27
(TYO:8233) 高島屋 1683 -16 -0.27
(TYO:9009) 京成 3850 -15 -0.26
(TYO:2501) サッポロHD 3575 -35 -0.24
アプリを入手する
Investing.comで、世界の金融市場の最新動向をチェックしましょう！
今すぐダウンロード
が書いた: Fisco
金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある場合は英語版が優先されます。