キーストーンパイプライン、「希釈ビチューメン」流出で浄化困難

Reuters

発行済 2022年12月16日 10:28

[15日 ロイター] - 米環境保護局(EPA)は15日、カンザス州で発生した「キーストーン」パイプラインの流出問題について、流出した油は「希釈ビチューメン」であり、浄化作業がより困難になっていると明らかにした。

カナダのオイルサンドから産出されるビチューメン(歴青)は重質油で、輸送業者はパイプラインを通過できるように軽質油で希釈する。その結果できる製品は希釈ビチューメン(diluted bitumen)を略して「ディルビット」と呼ばれる。