日経平均寄与度ランキング(前引け）～日経平均は5日続落、TDKが1銘柄で約11円分押し下げ
Fisco
発行済 2022年12月21日 13:12
更新済 2022年12月21日 13:30
21日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり97銘柄、値下がり125銘柄、変わらず3銘柄となった。
日経平均は5日続落。
59.30円安の26508.73円（出来高概算9億9383万株）で前場の取引を終えている。
20日の米株式市場でダウ平均は92.20ドル高（＋0.28％）と5日ぶり反発。
サプライズとなった日銀の政策決定を受けて下落スタート。
プラス圏で推移する場面でも、主要各国中央銀行による金融引き締めが景気後退を招くとの懸念や米長期金利の上昇が相場の重石となった。
株式市場が年末にかけて上昇しやすい「サンタクロース・ラリー」への期待も薄れる中、終始方向感に欠ける展開が続いた。
ナスダック総合指数は＋0.01％と小幅ながら5日ぶり反発。
米国株の反発がありながらも、急速な為替の円高進行が嫌気され、日経平均は20.86円安からスタートすると、序盤は売りが先行し、26269.80円（298.23円安）まで下げ幅を拡大。
ただ、連日の急ピッチでの下落から短期的な戻りを狙った押し目買いなども強まり、前場中ごろからは切り返してプラス圏にまで浮上。
ただ、その後は騰勢一服で再び下落した。
個別では、前日の後場に続き金融関連が軒並み高となっており、三菱UFJ (TYO:8306)、三井住友 (TYO:8316)が急伸しているほか、みずほFG (TYO:8411)、りそなHD (TYO:8308)、第一生命HD (TYO:8750)、T&DHD (TYO:8795)などが大幅に上昇。
為替の円高が進行する中、ニトリHD (TYO:9843)、神戸物産 (TYO:3038)、F&LC (TYO:3563)、ニチレイ (TYO:2871)、明治HD (TYO:2269)など内需企業が堅調。
川崎汽船 (TYO:9107)は引き続き追加株主還元期待から大幅続伸し、郵船 (TYO:9101)、商船三井 (TYO:9104)も高い。
リコー (TYO:7752)と資本提携したサイボウズ (TYO:4776)は急伸。
ツルハHD (TYO:3391)は決算が、インフォコム (TYO:4348)は国内証券の目標株価引き上げがそれぞれ好感された。
一方、円高進行が嫌気され、トヨタ自 (TYO:7203)、日産自 (TYO:7201)、三菱自 (TYO:7211)、SUBARU (TYO:7270)の輸送用機器が軒並み大幅続落。
国内の金利上昇が重荷となる不動産セクターも総じて軟調で、三井不動産 (TYO:8801)、東京建物 (TYO:8804)が大幅安。
キーエンス (TYO:6861)、村田製 (TYO:6981)、ルネサス (TYO:6723)、TDK (TYO:6762)のハイテク株も安い。
第3四半期の好業績に関する観測報道が伝わっている高島屋 (TYO:8233)は市場コンセンサス比でのサプライズに乏しく、続落となっている。
セクターでは、輸送用機器、不動産、電気機器が下落率上位となった一方、銀行、海運、保険が上昇率上位となった。
東証プライム市場の値下がり銘柄は全体52％、対して値上がり銘柄は43％となっている。
値下がり寄与トップはTDK (TYO:6762)となり1銘柄で日経平均を約11円押し下げた。
同2位は東エレク (TYO:8035)となり、京セラ (TYO:6971)、トヨタ自 (TYO:7203)、デンソー (TYO:6902)、オリンパス (TYO:7733)、スズキ (TYO:7269)、などがつづいた。
一方、値上がり寄与トップはソフトバンクG (TYO:9984)となり1銘柄で日経平均を約16円押し上げた。
同2位はダイキン (TYO:6367)となり、ファーストリテ (TYO:9983)、エムスリー (TYO:2413)、トレンド (TYO:4704)、コナミG (TYO:9766)、花王 (TYO:4452)、などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 26508.73(-59.30)
値上がり銘柄数 97(寄与度+84.97)
値下がり銘柄数 125(寄与度-144.28)
変わらず銘柄数 3
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:9984) ソフトバンクG 5804 78 +16.03
(TYO:6367) ダイキン工 20920 215 +7.36
(TYO:9983) ファーストリテ 79400 200 +6.85
(TYO:2413) エムスリー 3666 52 +4.27
(TYO:4704) トレンド 6280 100 +3.42
(TYO:9766) コナミG 5850 90 +3.08
(TYO:4452) 花王 5389 88 +3.01
(TYO:9613) NTTデータ 1929 12 +2.05
(TYO:6645) オムロン 6475 58 +1.99
(TYO:2502) アサヒ 4217 49 +1.68
(TYO:8306) 三菱UFJ 864.6 46.2 +1.58
(TYO:3659) ネクソン 2893 22 +1.51
(TYO:8001) 伊藤忠 4229 42 +1.44
(TYO:9433) KDDI 3996 7 +1.44
(TYO:5713) 住友鉱 4669 81 +1.39
(TYO:8766) 東京海上 2918 26.5 +1.36
(TYO:7741) HOYA 13200 75 +1.28
(TYO:2002) 日清粉G 1574 34 +1.16
(TYO:7832) バンナムHD 8397 34 +1.16
(TYO:9107) 川崎船 2828 103 +1.06
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:6762) TDK 4420 -115 -11.81
(TYO:8035) 東エレク 41290 -300 -10.27
(TYO:6971) 京セラ 6614 -109 -7.46
(TYO:7203) トヨタ自 1810.5 -34.5 -5.91
(TYO:6902) デンソー 6760 -145 -4.97
(TYO:7733) オリンパス 2410 -33.5 -4.59
(TYO:7269) スズキ 4347 -123 -4.21
(TYO:8015) 豊田通商 4990 -120 -4.11
(TYO:7267) ホンダ 3060 -60 -4.11
(TYO:6857) アドバンテス 9060 -50 -3.42
(TYO:6976) 太陽誘電 3900 -100 -3.42
(TYO:4901) 富士フイルム 6729 -93 -3.18
(TYO:6981) 村田製 6832 -114 -3.12
(TYO:7751) キヤノン 2933 -56 -2.88
(TYO:6724) エプソン 1947 -38 -2.60
(TYO:7270) SUBARU 2051 -76 -2.60
(TYO:6954) ファナック 20015 -75 -2.57
(TYO:4503) アステラス薬 2057 -14.5 -2.48
(TYO:9735) セコム 7712 -72 -2.47
(TYO:8801) 三井不 2375 -66.5 -2.28
アプリを入手する
日経平均は5日続落。
59.30円安の26508.73円（出来高概算9億9383万株）で前場の取引を終えている。
20日の米株式市場でダウ平均は92.20ドル高（＋0.28％）と5日ぶり反発。
サプライズとなった日銀の政策決定を受けて下落スタート。
プラス圏で推移する場面でも、主要各国中央銀行による金融引き締めが景気後退を招くとの懸念や米長期金利の上昇が相場の重石となった。
株式市場が年末にかけて上昇しやすい「サンタクロース・ラリー」への期待も薄れる中、終始方向感に欠ける展開が続いた。
ナスダック総合指数は＋0.01％と小幅ながら5日ぶり反発。
米国株の反発がありながらも、急速な為替の円高進行が嫌気され、日経平均は20.86円安からスタートすると、序盤は売りが先行し、26269.80円（298.23円安）まで下げ幅を拡大。
ただ、連日の急ピッチでの下落から短期的な戻りを狙った押し目買いなども強まり、前場中ごろからは切り返してプラス圏にまで浮上。
ただ、その後は騰勢一服で再び下落した。
個別では、前日の後場に続き金融関連が軒並み高となっており、三菱UFJ (TYO:8306)、三井住友 (TYO:8316)が急伸しているほか、みずほFG (TYO:8411)、りそなHD (TYO:8308)、第一生命HD (TYO:8750)、T&DHD (TYO:8795)などが大幅に上昇。
為替の円高が進行する中、ニトリHD (TYO:9843)、神戸物産 (TYO:3038)、F&LC (TYO:3563)、ニチレイ (TYO:2871)、明治HD (TYO:2269)など内需企業が堅調。
川崎汽船 (TYO:9107)は引き続き追加株主還元期待から大幅続伸し、郵船 (TYO:9101)、商船三井 (TYO:9104)も高い。
リコー (TYO:7752)と資本提携したサイボウズ (TYO:4776)は急伸。
ツルハHD (TYO:3391)は決算が、インフォコム (TYO:4348)は国内証券の目標株価引き上げがそれぞれ好感された。
一方、円高進行が嫌気され、トヨタ自 (TYO:7203)、日産自 (TYO:7201)、三菱自 (TYO:7211)、SUBARU (TYO:7270)の輸送用機器が軒並み大幅続落。
国内の金利上昇が重荷となる不動産セクターも総じて軟調で、三井不動産 (TYO:8801)、東京建物 (TYO:8804)が大幅安。
キーエンス (TYO:6861)、村田製 (TYO:6981)、ルネサス (TYO:6723)、TDK (TYO:6762)のハイテク株も安い。
第3四半期の好業績に関する観測報道が伝わっている高島屋 (TYO:8233)は市場コンセンサス比でのサプライズに乏しく、続落となっている。
セクターでは、輸送用機器、不動産、電気機器が下落率上位となった一方、銀行、海運、保険が上昇率上位となった。
東証プライム市場の値下がり銘柄は全体52％、対して値上がり銘柄は43％となっている。
値下がり寄与トップはTDK (TYO:6762)となり1銘柄で日経平均を約11円押し下げた。
同2位は東エレク (TYO:8035)となり、京セラ (TYO:6971)、トヨタ自 (TYO:7203)、デンソー (TYO:6902)、オリンパス (TYO:7733)、スズキ (TYO:7269)、などがつづいた。
一方、値上がり寄与トップはソフトバンクG (TYO:9984)となり1銘柄で日経平均を約16円押し上げた。
同2位はダイキン (TYO:6367)となり、ファーストリテ (TYO:9983)、エムスリー (TYO:2413)、トレンド (TYO:4704)、コナミG (TYO:9766)、花王 (TYO:4452)、などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 26508.73(-59.30)
値上がり銘柄数 97(寄与度+84.97)
値下がり銘柄数 125(寄与度-144.28)
変わらず銘柄数 3
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:9984) ソフトバンクG 5804 78 +16.03
(TYO:6367) ダイキン工 20920 215 +7.36
(TYO:9983) ファーストリテ 79400 200 +6.85
(TYO:2413) エムスリー 3666 52 +4.27
(TYO:4704) トレンド 6280 100 +3.42
(TYO:9766) コナミG 5850 90 +3.08
(TYO:4452) 花王 5389 88 +3.01
(TYO:9613) NTTデータ 1929 12 +2.05
(TYO:6645) オムロン 6475 58 +1.99
(TYO:2502) アサヒ 4217 49 +1.68
(TYO:8306) 三菱UFJ 864.6 46.2 +1.58
(TYO:3659) ネクソン 2893 22 +1.51
(TYO:8001) 伊藤忠 4229 42 +1.44
(TYO:9433) KDDI 3996 7 +1.44
(TYO:5713) 住友鉱 4669 81 +1.39
(TYO:8766) 東京海上 2918 26.5 +1.36
(TYO:7741) HOYA 13200 75 +1.28
(TYO:2002) 日清粉G 1574 34 +1.16
(TYO:7832) バンナムHD 8397 34 +1.16
(TYO:9107) 川崎船 2828 103 +1.06
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:6762) TDK 4420 -115 -11.81
(TYO:8035) 東エレク 41290 -300 -10.27
(TYO:6971) 京セラ 6614 -109 -7.46
(TYO:7203) トヨタ自 1810.5 -34.5 -5.91
(TYO:6902) デンソー 6760 -145 -4.97
(TYO:7733) オリンパス 2410 -33.5 -4.59
(TYO:7269) スズキ 4347 -123 -4.21
(TYO:8015) 豊田通商 4990 -120 -4.11
(TYO:7267) ホンダ 3060 -60 -4.11
(TYO:6857) アドバンテス 9060 -50 -3.42
(TYO:6976) 太陽誘電 3900 -100 -3.42
(TYO:4901) 富士フイルム 6729 -93 -3.18
(TYO:6981) 村田製 6832 -114 -3.12
(TYO:7751) キヤノン 2933 -56 -2.88
(TYO:6724) エプソン 1947 -38 -2.60
(TYO:7270) SUBARU 2051 -76 -2.60
(TYO:6954) ファナック 20015 -75 -2.57
(TYO:4503) アステラス薬 2057 -14.5 -2.48
(TYO:9735) セコム 7712 -72 -2.47
(TYO:8801) 三井不 2375 -66.5 -2.28
アプリを入手する
Investing.comで、世界の金融市場の最新動向をチェックしましょう！
今すぐダウンロード
が書いた: Fisco
金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある場合は英語版が優先されます。