23日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり42銘柄、値下がり175銘柄、変わらず8銘柄となった。
日経平均は大幅反落。
297.18円安の26210.69円(出来高概算6億3697万株)で前場の取引を終えている。
22日の米株式市場でダウ平均は348.99ドル安(−1.04%)と3日ぶり反落。
7−9月期国内総生産(GDP)確定値が改定値から上方修正され、市場予想を上回った一方、新規失業保険申請件数は小幅な増加で労働市場の堅調さを示したため、利上げ懸念が再燃。
過剰な利上げが景気後退を招くとの警戒感が相場の重石となった。
半導体メーカーのマイクロン・テクノロジーの低調な決算を材料にハイテク株が大きく売られたことも投資家心理を悪化させた。
ナスダック総合指数は−2.17%と3日ぶり大幅反落。
米国株安を引き継いで日経平均は300.1円安からスタート。
序盤は売りが続き、一時26106.38円(401.49円安)まで下げ幅を拡大。
一方、心理的な節目の26000円が近づいたことで、その後は押し目買いなどから下げ渋る展開となった。
個別では、レーザーテック (TYO:6920)、東エレク (TYO:8035)、アドバンテスト (TYO:6857)の半導体関連が軒並み大幅安。
ソニーG (TYO:6758)、キーエンス (TYO:6861)、信越化 (TYO:4063)、SMC (TYO:6273)の値がさ株、イビデン (TYO:4062)、ローム (TYO:6963)、TDK (TYO:6762)のハイテクも軟調。
トヨタ自 (TYO:7203)、日産自 (TYO:7201)、SUBARU (TYO:7270)の輸送用機器も大幅に下落。
連日で買われていた川崎汽船 (TYO:9107)などの海運も本日は騰勢一服で売り優勢。
東証プライム市場の値下がり率上位には、SREHD (TYO:2980)、メドレー (TYO:4480)、SHIFT (TYO:3697)のグロース株が多く入っている。
一方、三菱UFJ (TYO:8306)、三井住友 (TYO:8316)、りそなHD (TYO:8308)の銀行は大幅続伸。
第一生命HD (TYO:8750)、T&DHD (TYO:8795)、MS&AD (TYO:8725)の保険も高い。
政府がGX(グリーントランスフォーメーション)実行会議で脱炭素社会実現に向けた基本方針をまとめ、原発の建て替えなどを盛り込んだことを好感し、東京電力HD (TYO:9501)を筆頭に関西電力 (TYO:9503)、東北電力 (TYO:9506)、四国電力 (TYO:9507)、九州電力 (TYO:9508)が軒並み大幅高。
エレコム (TYO:6750)は国内証券のレーティング格上げを材料に急伸した。
セクターでは、海運、非鉄金属、不動産が下落率上位となった一方、電気・ガス、保険、銀行が上昇率上位となった。
東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の70%、対して値上がり銘柄は25%となっている。
値下がり寄与トップは東エレク (TYO:8035)となり1銘柄で日経平均を約52円押し下げた。
同2位はアドバンテ (TYO:6857)となり、エーザイ (TYO:4523)、ファーストリテ (TYO:9983)、信越化 (TYO:4063)、エムスリー (TYO:2413)、ダイキン (TYO:6367)などがつづいた。
一方、値上がり寄与トップはMS&AD (TYO:8725)となり1銘柄で日経平均を約1円押し上げた。
同2位は資生堂 (TYO:4911)となり、東京海上 (TYO:8766)、武田薬 (TYO:4502)、ファナック (TYO:6954)、コナミG (TYO:9766)、SOMPO (TYO:8630)などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 26210.69(-297.18)
値上がり銘柄数 42(寄与度+13.52)
値下がり銘柄数 175(寄与度-310.70)
変わらず銘柄数 8
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:8725) MS&AD 4317 162 +1.66
(TYO:4911) 資生堂 6099 36 +1.23
(TYO:8766) 東京海上 2836.5 21.5 +1.10
(TYO:4502) 武田薬 4093 23 +0.79
(TYO:6954) ファナック 20175 20 +0.68
(TYO:9766) コナミG 5990 20 +0.68
(TYO:8630) SOMPO 5855 86 +0.59
(TYO:8306) 三菱UFJ 886 16.5 +0.57
(TYO:8354) ふくおか 2987 76 +0.52
(TYO:9064) ヤマトHD 2192 14 +0.48
(TYO:2002) 日清粉G 1602 14 +0.48
(TYO:8697) JPX 1884 10 +0.34
(TYO:8795) T&DHD 1878 47 +0.32
(TYO:6702) 富士通 17915 90 +0.31
(TYO:8331) 千葉銀 952 9 +0.31
(TYO:6178) 日本郵政 1104.5 8.5 +0.29
(TYO:8591) オリックス 2149.5 7 +0.24
(TYO:2871) ニチレイ 2853 14 +0.24
(TYO:7186) コンコルディア 543 7 +0.24
(TYO:5831) しずおかFG 1031 7 +0.24
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:8035) 東エレク 39180 -1520 -52.05
(TYO:6857) アドバンテス 8550 -350 -23.97
(TYO:4523) エーザイ 8533 -467 -15.99
(TYO:9983) ファーストリテ 78900 -450 -15.41
(TYO:4063) 信越化 16660 -235 -8.05
(TYO:2413) エムスリー 3564 -88 -7.23
(TYO:6367) ダイキン工 20455 -205 -7.02
(TYO:9984) ソフトバンクG 5752 -34 -6.99
(TYO:4543) テルモ 3723 -42 -5.75
(TYO:4568) 第一三共 4255 -55 -5.65
(TYO:6988) 日東電 7790 -160 -5.48
(TYO:6762) TDK 4330 -50 -5.14
(TYO:6758) ソニーG 10135 -145 -4.97
(TYO:7203) トヨタ自 1813.5 -27.5 -4.71
(TYO:9613) NTTデータ 1924 -27 -4.62
(TYO:7741) HOYA 12880 -265 -4.54
(TYO:6971) 京セラ 6533 -62 -4.25
(TYO:6273) SMC 56400 -1140 -3.90
(TYO:9735) セコム 7677 -113 -3.87
(TYO:9433) KDDI 4079 -18 -3.70
日経平均は大幅反落。
297.18円安の26210.69円(出来高概算6億3697万株)で前場の取引を終えている。
22日の米株式市場でダウ平均は348.99ドル安(−1.04%)と3日ぶり反落。
7−9月期国内総生産(GDP)確定値が改定値から上方修正され、市場予想を上回った一方、新規失業保険申請件数は小幅な増加で労働市場の堅調さを示したため、利上げ懸念が再燃。
過剰な利上げが景気後退を招くとの警戒感が相場の重石となった。
半導体メーカーのマイクロン・テクノロジーの低調な決算を材料にハイテク株が大きく売られたことも投資家心理を悪化させた。
ナスダック総合指数は−2.17%と3日ぶり大幅反落。
米国株安を引き継いで日経平均は300.1円安からスタート。
序盤は売りが続き、一時26106.38円(401.49円安)まで下げ幅を拡大。
一方、心理的な節目の26000円が近づいたことで、その後は押し目買いなどから下げ渋る展開となった。
個別では、レーザーテック (TYO:6920)、東エレク (TYO:8035)、アドバンテスト (TYO:6857)の半導体関連が軒並み大幅安。
ソニーG (TYO:6758)、キーエンス (TYO:6861)、信越化 (TYO:4063)、SMC (TYO:6273)の値がさ株、イビデン (TYO:4062)、ローム (TYO:6963)、TDK (TYO:6762)のハイテクも軟調。
トヨタ自 (TYO:7203)、日産自 (TYO:7201)、SUBARU (TYO:7270)の輸送用機器も大幅に下落。
連日で買われていた川崎汽船 (TYO:9107)などの海運も本日は騰勢一服で売り優勢。
東証プライム市場の値下がり率上位には、SREHD (TYO:2980)、メドレー (TYO:4480)、SHIFT (TYO:3697)のグロース株が多く入っている。
一方、三菱UFJ (TYO:8306)、三井住友 (TYO:8316)、りそなHD (TYO:8308)の銀行は大幅続伸。
第一生命HD (TYO:8750)、T&DHD (TYO:8795)、MS&AD (TYO:8725)の保険も高い。
政府がGX(グリーントランスフォーメーション)実行会議で脱炭素社会実現に向けた基本方針をまとめ、原発の建て替えなどを盛り込んだことを好感し、東京電力HD (TYO:9501)を筆頭に関西電力 (TYO:9503)、東北電力 (TYO:9506)、四国電力 (TYO:9507)、九州電力 (TYO:9508)が軒並み大幅高。
エレコム (TYO:6750)は国内証券のレーティング格上げを材料に急伸した。
セクターでは、海運、非鉄金属、不動産が下落率上位となった一方、電気・ガス、保険、銀行が上昇率上位となった。
東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の70%、対して値上がり銘柄は25%となっている。
値下がり寄与トップは東エレク (TYO:8035)となり1銘柄で日経平均を約52円押し下げた。
同2位はアドバンテ (TYO:6857)となり、エーザイ (TYO:4523)、ファーストリテ (TYO:9983)、信越化 (TYO:4063)、エムスリー (TYO:2413)、ダイキン (TYO:6367)などがつづいた。
一方、値上がり寄与トップはMS&AD (TYO:8725)となり1銘柄で日経平均を約1円押し上げた。
同2位は資生堂 (TYO:4911)となり、東京海上 (TYO:8766)、武田薬 (TYO:4502)、ファナック (TYO:6954)、コナミG (TYO:9766)、SOMPO (TYO:8630)などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 26210.69(-297.18)
値上がり銘柄数 42(寄与度+13.52)
値下がり銘柄数 175(寄与度-310.70)
変わらず銘柄数 8
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:8725) MS&AD 4317 162 +1.66
(TYO:4911) 資生堂 6099 36 +1.23
(TYO:8766) 東京海上 2836.5 21.5 +1.10
(TYO:4502) 武田薬 4093 23 +0.79
(TYO:6954) ファナック 20175 20 +0.68
(TYO:9766) コナミG 5990 20 +0.68
(TYO:8630) SOMPO 5855 86 +0.59
(TYO:8306) 三菱UFJ 886 16.5 +0.57
(TYO:8354) ふくおか 2987 76 +0.52
(TYO:9064) ヤマトHD 2192 14 +0.48
(TYO:2002) 日清粉G 1602 14 +0.48
(TYO:8697) JPX 1884 10 +0.34
(TYO:8795) T&DHD 1878 47 +0.32
(TYO:6702) 富士通 17915 90 +0.31
(TYO:8331) 千葉銀 952 9 +0.31
(TYO:6178) 日本郵政 1104.5 8.5 +0.29
(TYO:8591) オリックス 2149.5 7 +0.24
(TYO:2871) ニチレイ 2853 14 +0.24
(TYO:7186) コンコルディア 543 7 +0.24
(TYO:5831) しずおかFG 1031 7 +0.24
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:8035) 東エレク 39180 -1520 -52.05
(TYO:6857) アドバンテス 8550 -350 -23.97
(TYO:4523) エーザイ 8533 -467 -15.99
(TYO:9983) ファーストリテ 78900 -450 -15.41
(TYO:4063) 信越化 16660 -235 -8.05
(TYO:2413) エムスリー 3564 -88 -7.23
(TYO:6367) ダイキン工 20455 -205 -7.02
(TYO:9984) ソフトバンクG 5752 -34 -6.99
(TYO:4543) テルモ 3723 -42 -5.75
(TYO:4568) 第一三共 4255 -55 -5.65
(TYO:6988) 日東電 7790 -160 -5.48
(TYO:6762) TDK 4330 -50 -5.14
(TYO:6758) ソニーG 10135 -145 -4.97
(TYO:7203) トヨタ自 1813.5 -27.5 -4.71
(TYO:9613) NTTデータ 1924 -27 -4.62
(TYO:7741) HOYA 12880 -265 -4.54
(TYO:6971) 京セラ 6533 -62 -4.25
(TYO:6273) SMC 56400 -1140 -3.90
(TYO:9735) セコム 7677 -113 -3.87
(TYO:9433) KDDI 4079 -18 -3.70