TSMC、独に欧州初の工場建設検討 サプライヤーと協議=FT

Reuters

発行済 2022年12月23日 15:30

更新済 2022年12月23日 16:36

[23日 ロイター] - 半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は、ドイツのドレスデンにおける同社初の欧州工場立ち上げを巡り主要サプライヤーと話し合いを進めている。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が23日に報じた。

TSMCは来年初めに上級役員チームをドイツに派遣し、政府の支援や地元のサプライチェーン(供給網)の状況を検討するという。

報道によれば、ドレスデン工場を推進する場合、22ナノメートルおよび28ナノメートルの半導体技術に焦点を当てる見通し。

TSMCは報道を受けて出した発表文で「われわれはいかなる可能性も排除しないが、現時点で具体的な計画はない」と説明。詳細には触れなかった。