中国ファーウェイ、22年売上高は微増に 米制裁の影響薄れる

Reuters

発行済 2022年12月30日 15:22

更新済 2022年12月30日 17:09

[上海 30日 ロイター] - 中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)は30日、2022年の売上高が0.02%増加したとの見込みを示し、米国の制裁による売り上げの減少に歯止めがかかったと説明した。

徐直軍輪番会長は新年の辞で「米国の規制は今や、われわれにとって新常態であり、事業は通常の状態に戻っている」と述べた。

徐氏によると、今年の売上高は6369億元(915億3000万ドル)の見込み。2021年は30%減少し6368億元だった。利益の予想は示していない。ファーウェイは通期決算を翌年第1・四半期に発表している。