Reuters
発行済 2023年01月30日 08:16
更新済 2023年01月30日 15:18
[上海 29日 ロイター] - 中国の2022年のスマートフォン出荷台数は前年比13%減の2億8600万台と、過去最大の落ち込み幅となった。調査会社IDCが発表した。
出荷台数は13年以来最低で、3億台を下回ったのもその時以来初めてという。
昨年の中国経済は厳格な新型コロナウイルス規制によって大幅に圧迫された。
調査会社カナリスで中国スマホ業界を担当するルーカス・チョン氏は「厳しいパンデミック抑制策により、個人消費が保守的になった」と語った。
IDCによると、基本ソフト(OS)「アンドロイド」搭載端末メーカーのVivo(ビボ)は市場シェア18.6%で、この1年間で最も売れたブランドとなった。ただ、出荷台数は前年比25.1%減だった。
2位は中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)から分離・独立(スピンオフ)したHonor(オナー)で、出荷台数は低い水準からではあったものの34%以上伸びた。
アップルはOppo(オッポ)と同率で第3位となり、前年の4位から順位を上げた。
IDCによると、アップルの販売全体は前年比4.4%減。オナーを除く他のライバル社全ては2桁減だった。
30日付のカナリスによる別のリポートによると、22年第4・四半期のアップルの端末販売台数は前年同期比24%減の1640万台。小米(シャオミ)は37.3%減、オナーは14.1%減だった。
中国でアップルの出荷台数が前年同期比で減少したのは、コロナ感染第1波が同国を襲った20年初頭以来初めて。カナリスによると、最新のiPhoneシリーズの発売が早まったことに加え、鄭州市の主要工場で労働者の抗議活動が発生し、サプライチェーン(供給網)に影響が出たことが原因という。
ただ、アップルはこの四半期に中国で最も売れたスマホメーカーであり続け、過去最高の市場シェアを記録したという。
が書いた: Reuters
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