(TOKYO:3232) 三重交通HD 518 +80ストップ高比例配分。
16年夏に日本で開催されるサミットが三重県志摩市で開催と決定、三重県を基盤にバス事業などを展開している同社に関心が高まる展開となっている。
サミット効果による集客力の増加、開催に向けたインフラ整備の進展で人の流れが活発化するとの期待感が先行。
近鉄グループ (TOKYO:9041)、三重銀行 (TOKYO:8374)なども伊勢志摩サミット関連として買いが先行する展開になっている。
(TOKYO:5981) 東京製綱 211 -14売り優勢。
自己株式処分による売出1522万株、オーバーアロットメントによる売出228万株(上限)の実施を発表している。
調達資金は概算で38億円超、子会社への投融資、国内工場の設備投資などに充当するもようだ。
売出株式数は最大で、前期末の自社株を除いた発行済み株式数の12%程度に当たる。
計算上の希薄化につながるほか、当面の需給懸念の高まりにもつながる状況のようだ。
(TOKYO:9684) スクエニHD 2914 +137大幅反発。
4日に配信を開始している「メビウス ファイナルファンタジー」が、週末の無料ゲームアプリランキングでトップになっているほか、セールスランキングでも4位の水準にまで上昇してきている。
今後の期待感が先行する状況になっているとともに、あらためて開発力の高さなどが評価される格好にも。
(TOKYO:3046) JIN 4925 +320大幅反発。
先週末に5月の月次動向を発表している。
既存店売上高は前年同月比23.3%増、20ヶ月ぶりのプラス転換となった前月から、一段と増収率は拡大する格好に。
テレビ放送による集客効果に加えて、新たに発売されたサングラスシリーズなどが好調推移のもよう。
業績の回復傾向が一段と鮮明化するとの期待感につながる形へ。
(TOKYO:2764) ひらまつ 790 +51大幅高。
2016年の日本でのサミットを三重県で開催、「伊勢志摩サミット」にすると先週末に発表されており、メリットの享受が期待できる銘柄が幅広く買われる展開になっている。
同社に関しても、国内3カ所に高級ホテルを出すと先月に発表しており、16年秋には三重県志摩市で開く計画としている。
強みとする本格的なフランス料理を提供していくようだ。
外国人の富裕層の利用も見込んでいるなど、サミット開催による恩恵を思惑視する動きが先行へ。
(TOKYO:3657) ポールHD 1155 +62大幅続伸で高値更新。
先週末に発表した第1四半期決算が好感されている。
営業利益は6.3億円で前年同期比26.7%増益、上半期計画は10.1億円で同3.3%増益見通しとなっており、高い進捗を評価する動きに。
パチスロの型式試験変更への対応進展、各社の積極的なソーシャルゲーム開発などを背景に、デバッグ業務の受注が拡大したもよう。
(TOKYO:9065) 山九 678 +35大幅反発。
みずほ証券では目標株価を620円から730円に、バークレイズでは630円から770円にそれぞれ引き上げている。
バークレイズでは、設備老朽化対策、コークス炉改修工事など中長期的な業績拡大シナリオ、初めて中計で具体的なROEに踏み込んだ事などを評価。
みずほ証券でも、中期計画の営業利益目標は1年前倒しで達成可能と見ているようだ。
(TOKYO:4324) 電通 5950 -230続落。
先週末に月次動向を発表、5月単体売上高が前年同月比2.7%の減少になったことなどマイナス材料視されている。
前月は同14.1%の大幅増であり、3ヶ月ぶりのマイナスに転じている。
テレビや新聞が不振であったもよう。
なお、先週末にはSMBC日興証券が投資評価を引き下げ、株価上昇で概ね国内や海外市場の好調は織り込まれたと指摘していた。
(TOKYO:1820) 西松建設 467 +12しっかり。
みずほ証券では投資判断「買い」を継続で、目標株価を580円から650円に引き上げている。
市場では香港における工事損失引当金の追加計上のリスクを未だ懸念する見方があるが、同関連リスクは、前期決算でいったん出尽くしたとみているもよう。
業績の大きな圧迫要因にはならず、むしろ、国内事業の工事採算改善継続に伴って、今期以降の利益拡大余地は大きいと考えているもよう。
(TOKYO:2432) DeNA 2485 -44さえない。
野村では、目標株価を1960円から2540円に引き上げているものの、投資判断は「バイ」から「ニュートラル」に格下げしている。
株価は任天堂 (TOKYO:7974)との協業による業績拡大の期待が織り込まれた水準と指摘、再評価には協業作品第一弾のダウンロード数などが必要であるとしている。
なお、今期営業利益は従来予想の300億円から254億円に下方修正している。
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