日経平均寄与度ランキング(前引け）～日経平均は6日ぶり大幅反落、ファーストリテが1銘柄で約51円分押し下げ
Fisco
発行済 2023年03月10日 12:52
*12:52JST 日経平均寄与度ランキング(前引け）～日経平均は6日ぶり大幅反落、ファーストリテが1銘柄で約51円分押し下げ
10日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり23銘柄、値下がり195銘柄、変わら7銘柄となった。
日経平均は6日ぶり大幅反落。
351.57円安の28271.58円（出来高概算9億2706万株）で前場の取引を終えている。
9日の米株式市場でダウ平均は543.54ドル安（－1.65％）と大幅に3日続落。
新規失業保険申請件数が増加したことで利上げ長期化懸念が後退し、買いが先行。
一方、バイデン大統領が24年会計年度の予算案を発表、富裕層や法人の増税案が嫌気され、売りに転じた。
また、新興企業向けの商業銀行サービスを提供するSVBファイナンシャル・グループ株の急落で、地銀などの含み損拡大が明らかになり、終盤にかけては先行き警戒感から売りが加速した。
ナスダック総合指数も－2.05％と大幅反落。
米国株安を引き継いで日経平均は237.86円安からスタート。
日本銀行の金融政策決定会合の結果を控える中、為替の円高への揺り戻しも重しとなり、寄り付きから売りが先行。
時間外取引のダウ平均先物も軟調な中、断続的な売りが入り、午前中ごろに28246.37円（376.78円安）とこの日の安値を付けた。
なお、3月限の株価指数先物・オプション取引の特別清算指数（SQ）は概算で28377.34円。
個別では、レーザーテック (TYO:6920)、ソフトバンクG (TYO:9984)、ソニーG (TYO:6758)、キーエンス (TYO:6861)など値がさ株、ハイテク株に売りが先行。
メルカリ (TYO:4385)、マネーフォワード (TYO:3994)、リクルートHD (TYO:6098)などグロース（成長）株も軒並み安。
米銀行株の下落を受けて三菱UFJ (TYO:8306)、三井住友 (TYO:8316)の国内銀行株も全般下落。
今週強かった三井物産 (TYO:8031)、丸紅 (TYO:8002)の商社や、マツキヨココ (TYO:3088)、パンパシHD (TYO:7532)、共立メンテ (TYO:9616)などのインバウンド関連も大幅安。
鎌倉新書 (TYO:6184)は好決算も目先の出尽くし感から急落。
一方、新中期経営計画や自社株買いが評価された大日本印刷 (TYO:7912)、積水ハウス (TYO:1928)、今期経常益の増益見通しが好感された菱洋エレク (TYO:8068)が大幅高。
東証スタンダード市場ではJTBとメディカルツーリズム事業に関して契約締結したTBグループ (TYO:6775)が急伸。
ほか、核融合炉の対応技術への期待感が続いた東邦金属 (TYO:5781)、決算での赤字幅縮小が好感されたマツモト (TYO:7901)がそれぞれストップ高買い気配で終えている。
セクターでは銀行、小売、証券・商品先物取引を筆頭に全般下落した一方、海運、パルプ・紙、ゴム製品の3業種が上昇した。
東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の87％、対して値上がり銘柄は10％となっている。
値下がり寄与トップはファーストリテ (TYO:9983)となり1銘柄で日経平均を約51円押し下げた。
同2位はソフトバンクG (TYO:9984)となり、ダイキン (TYO:6367)、ソニーG (TYO:6758)、ファナック (TYO:6954)、7＆iHD (TYO:3382)、リクルートHD (TYO:6098)などがつづいた。
一方、値上がり寄与トップは大日印 (TYO:7912)となり1銘柄で日経平均を約4円押し上げた。
同2位は凸版印 (TYO:7911)となり、キヤノン (TYO:7751)、積水ハウス (TYO:1928)、東エレク (TYO:8035)、ブリヂス (TYO:5108)、アサヒ (TYO:2502)などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 28271.58(-351.57)
値上がり銘柄数 23(寄与度+17.37)
値下がり銘柄数 195(寄与度-368.94)
変わらず銘柄数 7
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:7912) 大日印 4080 290 +4.97
(TYO:7911) 凸版印 2830 213 +3.65
(TYO:7751) キヤノン 2980.5 37 +1.90
(TYO:1928) 積水ハウス 2763 35.5 +1.22
(TYO:8035) 東エレク 48670 30 +1.03
(TYO:5108) ブリヂス 5375 20 +0.68
(TYO:2502) アサヒ 4870 19 +0.65
(TYO:9433) KDDI 4135 3 +0.62
(TYO:2002) 日清粉G 1582 14 +0.48
(TYO:5101) 浜ゴム 2686 28 +0.48
(TYO:9107) 川崎船 3445 45 +0.46
(TYO:6724) エプソン 1907 6 +0.41
(TYO:9101) 郵船 3652 18 +0.18
(TYO:7762) シチズン 861 5 +0.17
(TYO:9104) 商船三井 3650 10 +0.10
(TYO:5802) 住友電工 1739.5 2.5 +0.09
(TYO:6770) アルプスアル 1308 2 +0.07
(TYO:1332) ニッスイ 559 2 +0.07
(TYO:5232) 住友大阪 3925 20 +0.07
(TYO:3863) 日本紙 1093 13 +0.04
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:9983) ファーストリテ 28730 -505 -51.88
(TYO:9984) ソフトバンクG 5488 -212 -43.56
(TYO:6367) ダイキン工 23620 -365 -12.50
(TYO:6758) ソニーG 11665 -360 -12.33
(TYO:6954) ファナック 24130 -345 -11.81
(TYO:3382) 7＆iHD 6253 -336 -11.51
(TYO:6098) リクルートHD 3552 -103 -10.58
(TYO:4568) 第一三共 4406 -95 -9.76
(TYO:6762) TDK 4790 -85 -8.73
(TYO:7733) オリンパス 2394.5 -51 -6.99
(TYO:4543) テルモ 3607 -44 -6.03
(TYO:7832) バンナムHD 8435 -176 -6.03
(TYO:2413) エムスリー 3287 -68 -5.59
(TYO:3659) ネクソン 3075 -80 -5.48
(TYO:4519) 中外薬 3345 -52 -5.34
(TYO:6861) キーエンス 60150 -1440 -4.93
(TYO:9766) コナミG 6310 -140 -4.79
(TYO:4911) 資生堂 6244 -132 -4.52
(TYO:6971) 京セラ 6902 -63 -4.31
(TYO:6594) 日本電産 6860 -152 -4.16
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日経平均は6日ぶり大幅反落。
351.57円安の28271.58円（出来高概算9億2706万株）で前場の取引を終えている。
9日の米株式市場でダウ平均は543.54ドル安（－1.65％）と大幅に3日続落。
新規失業保険申請件数が増加したことで利上げ長期化懸念が後退し、買いが先行。
一方、バイデン大統領が24年会計年度の予算案を発表、富裕層や法人の増税案が嫌気され、売りに転じた。
また、新興企業向けの商業銀行サービスを提供するSVBファイナンシャル・グループ株の急落で、地銀などの含み損拡大が明らかになり、終盤にかけては先行き警戒感から売りが加速した。
ナスダック総合指数も－2.05％と大幅反落。
米国株安を引き継いで日経平均は237.86円安からスタート。
日本銀行の金融政策決定会合の結果を控える中、為替の円高への揺り戻しも重しとなり、寄り付きから売りが先行。
時間外取引のダウ平均先物も軟調な中、断続的な売りが入り、午前中ごろに28246.37円（376.78円安）とこの日の安値を付けた。
なお、3月限の株価指数先物・オプション取引の特別清算指数（SQ）は概算で28377.34円。
個別では、レーザーテック (TYO:6920)、ソフトバンクG (TYO:9984)、ソニーG (TYO:6758)、キーエンス (TYO:6861)など値がさ株、ハイテク株に売りが先行。
メルカリ (TYO:4385)、マネーフォワード (TYO:3994)、リクルートHD (TYO:6098)などグロース（成長）株も軒並み安。
米銀行株の下落を受けて三菱UFJ (TYO:8306)、三井住友 (TYO:8316)の国内銀行株も全般下落。
今週強かった三井物産 (TYO:8031)、丸紅 (TYO:8002)の商社や、マツキヨココ (TYO:3088)、パンパシHD (TYO:7532)、共立メンテ (TYO:9616)などのインバウンド関連も大幅安。
鎌倉新書 (TYO:6184)は好決算も目先の出尽くし感から急落。
一方、新中期経営計画や自社株買いが評価された大日本印刷 (TYO:7912)、積水ハウス (TYO:1928)、今期経常益の増益見通しが好感された菱洋エレク (TYO:8068)が大幅高。
東証スタンダード市場ではJTBとメディカルツーリズム事業に関して契約締結したTBグループ (TYO:6775)が急伸。
ほか、核融合炉の対応技術への期待感が続いた東邦金属 (TYO:5781)、決算での赤字幅縮小が好感されたマツモト (TYO:7901)がそれぞれストップ高買い気配で終えている。
セクターでは銀行、小売、証券・商品先物取引を筆頭に全般下落した一方、海運、パルプ・紙、ゴム製品の3業種が上昇した。
東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の87％、対して値上がり銘柄は10％となっている。
値下がり寄与トップはファーストリテ (TYO:9983)となり1銘柄で日経平均を約51円押し下げた。
同2位はソフトバンクG (TYO:9984)となり、ダイキン (TYO:6367)、ソニーG (TYO:6758)、ファナック (TYO:6954)、7＆iHD (TYO:3382)、リクルートHD (TYO:6098)などがつづいた。
一方、値上がり寄与トップは大日印 (TYO:7912)となり1銘柄で日経平均を約4円押し上げた。
同2位は凸版印 (TYO:7911)となり、キヤノン (TYO:7751)、積水ハウス (TYO:1928)、東エレク (TYO:8035)、ブリヂス (TYO:5108)、アサヒ (TYO:2502)などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 28271.58(-351.57)
値上がり銘柄数 23(寄与度+17.37)
値下がり銘柄数 195(寄与度-368.94)
変わらず銘柄数 7
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:7912) 大日印 4080 290 +4.97
(TYO:7911) 凸版印 2830 213 +3.65
(TYO:7751) キヤノン 2980.5 37 +1.90
(TYO:1928) 積水ハウス 2763 35.5 +1.22
(TYO:8035) 東エレク 48670 30 +1.03
(TYO:5108) ブリヂス 5375 20 +0.68
(TYO:2502) アサヒ 4870 19 +0.65
(TYO:9433) KDDI 4135 3 +0.62
(TYO:2002) 日清粉G 1582 14 +0.48
(TYO:5101) 浜ゴム 2686 28 +0.48
(TYO:9107) 川崎船 3445 45 +0.46
(TYO:6724) エプソン 1907 6 +0.41
(TYO:9101) 郵船 3652 18 +0.18
(TYO:7762) シチズン 861 5 +0.17
(TYO:9104) 商船三井 3650 10 +0.10
(TYO:5802) 住友電工 1739.5 2.5 +0.09
(TYO:6770) アルプスアル 1308 2 +0.07
(TYO:1332) ニッスイ 559 2 +0.07
(TYO:5232) 住友大阪 3925 20 +0.07
(TYO:3863) 日本紙 1093 13 +0.04
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:9983) ファーストリテ 28730 -505 -51.88
(TYO:9984) ソフトバンクG 5488 -212 -43.56
(TYO:6367) ダイキン工 23620 -365 -12.50
(TYO:6758) ソニーG 11665 -360 -12.33
(TYO:6954) ファナック 24130 -345 -11.81
(TYO:3382) 7＆iHD 6253 -336 -11.51
(TYO:6098) リクルートHD 3552 -103 -10.58
(TYO:4568) 第一三共 4406 -95 -9.76
(TYO:6762) TDK 4790 -85 -8.73
(TYO:7733) オリンパス 2394.5 -51 -6.99
(TYO:4543) テルモ 3607 -44 -6.03
(TYO:7832) バンナムHD 8435 -176 -6.03
(TYO:2413) エムスリー 3287 -68 -5.59
(TYO:3659) ネクソン 3075 -80 -5.48
(TYO:4519) 中外薬 3345 -52 -5.34
(TYO:6861) キーエンス 60150 -1440 -4.93
(TYO:9766) コナミG 6310 -140 -4.79
(TYO:4911) 資生堂 6244 -132 -4.52
(TYO:6971) 京セラ 6902 -63 -4.31
(TYO:6594) 日本電産 6860 -152 -4.16
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が書いた: Fisco
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