日経平均寄与度ランキング(前引け）～日経平均は大幅に3日続落、ファーストリテが1銘柄で約45円分押し下げ
Fisco
発行済 2023年03月14日 12:52
*12:52JST 日経平均寄与度ランキング(前引け）～日経平均は大幅に3日続落、ファーストリテが1銘柄で約45円分押し下げ
14日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり15銘柄、値下がり209銘柄、変わら1銘柄となった。
日経平均は大幅に3日続落。
530.32円安の27302.64円（出来高概算10億7217万株）で前場の取引を終えている。
13日の米株式市場でダウ平均は90.50ドル安（－0.28％）と5日続落。
連鎖的な金融危機への警戒感から売りが先行。
一方、バイデン大統領が金融システムや預金の安全性を強調。
また、連邦準備制度理事会（FRB）が利上げを停止するとの思惑に伴う長期金利の大幅低下が買い戻しに拍車をかけ、一時プラスに転換。
ただ、終盤にかけ先行き不透明感が拭えず、ダウ平均は再び下落に転じた。
ナスダック総合指数は＋0.44％と3日ぶり反発。
リスク回避の動きが強まる中、日経平均は377.01円安からスタート。
為替の円高も進んでいたことで、寄り付き直後から売りが膨らみ、前場中ごろには一時27104.75円（728.21円安）まで下げ幅を拡大した。
一方、日本銀行の上場投資信託（ETF）買い入れに対する期待から、前引けにかけては下げ幅を縮めた。
個別では、三菱UFJ (TYO:8306)や三井住友 (TYO:8316)のメガバンク、富山第一銀行 (TYO:7184)、千葉興業銀行 (TYO:8337)などの地銀が軒並み急落。
T&DHD (TYO:8795)、第一生命HD (TYO:8750)など保険株も急落した。
円高進行を受けてトヨタ自 (TYO:7203)、日産自 (TYO:7201)、デンソー (TYO:6902)など輸送用機器も大幅安。
日本製鉄 (TYO:5401)、神戸製鋼所 (TYO:5406)の鉄鋼、三井物産 (TYO:8031)、丸紅 (TYO:8002)の商社、INPEX (TYO:1605)、石油資源開発 (TYO:1662)の鉱業などバリュー（割安）・高配当利回り銘柄が全般大きく下落。
業績予想を下方修正したメイコー (TYO:6787)、今期減益見通しなどが嫌気されたネオジャパン (TYO:3921)、決算が出尽くし感につながったACCESS (TYO:4813)、グッドコムアセット (TYO:3475)などが値下がり率上位に並んだ。
一方、マネーフォワード (TYO:3994)、エムスリー (TYO:2413)、SHIFT (TYO:3697)、JMDC (TYO:4483)などグロース（成長）株で買われている銘柄が散見される。
大阪チタ (TYO:5726)、東邦チタニウム (TYO:5727)は押し目買いが優勢。
エーザイ (TYO:4523)、第一三共 (TYO:4568)の医薬品、JR東 (TYO:9020)、JR東海 (TYO:9022)の陸運、日清食HD (TYO:2897)、森永乳業 (TYO:2264)の食料品など、ディフェンシブ系やリオープン関連が堅調。
業績予想を上方修正したミマキエンジニアリング (TYO:6638)、第1四半期決算が評価された学情 (TYO:2301)などが大幅に上昇した。
セクターでは銀行、保険、鉱業を筆頭に全般下落した一方、陸運、医薬品の2業種が上昇した。
東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の96％、対して値上がり銘柄は3％となっている。
値下がり寄与トップはファーストリテ (TYO:9983)となり1銘柄で日経平均を約45円押し下げた。
同2位はソフトバンクG (TYO:9984)となり、TDK (TYO:6762)、ダイキン (TYO:6367)、アドバンテ (TYO:6857)、ファナック (TYO:6954)、KDDI (TYO:9433)などがつづいた。
一方、値上がり寄与トップはエーザイ (TYO:4523)となり1銘柄で日経平均を約6円押し上げた。
同2位はテルモ (TYO:4543)となり、第一三共 (TYO:4568)、エムスリー (TYO:2413)、JR東 (TYO:9020)、JR東海 (TYO:9022)、日清粉G (TYO:2002)などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 27302.64(-530.32)
値上がり銘柄数 15(寄与度+21.14)
値下がり銘柄数 209(寄与度-551.46)
変わらず銘柄数 1
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:4523) エーザイ 7494 202 +6.92
(TYO:4543) テルモ 3604 48 +6.57
(TYO:4568) 第一三共 4387 36 +3.70
(TYO:2413) エムスリー 3362 20 +1.64
(TYO:9020) JR東 7460 145 +0.50
(TYO:9022) JR東海 15755 120 +0.41
(TYO:2002) 日清粉G 1567 8 +0.27
(TYO:2802) 味の素 4480 7 +0.24
(TYO:9007) 小田急 1632 13 +0.22
(TYO:4503) アステラス薬 1887 1 +0.17
(TYO:4502) 武田薬 4297 5 +0.17
(TYO:2269) 明治HD 6370 20 +0.14
(TYO:9008) 京王 4775 15 +0.10
(TYO:9021) JR西 5430 14 +0.05
(TYO:9001) 東武 3045 5 +0.03
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:9983) ファーストリテ 28410 -440 -45.20
(TYO:9984) ソフトバンクG 5061 -193 -39.65
(TYO:6762) TDK 4520 -185 -19.00
(TYO:6367) ダイキン工 22735 -535 -18.32
(TYO:6857) アドバンテス 11180 -170 -11.64
(TYO:6954) ファナック 23285 -325 -11.13
(TYO:9433) KDDI 4013 -54 -11.09
(TYO:7203) トヨタ自 1804 -60 -10.27
(TYO:6971) 京セラ 6641 -148 -10.14
(TYO:7267) ホンダ 3364 -143 -9.79
(TYO:4063) 信越化 20130 -280 -9.59
(TYO:6758) ソニーG 11335 -270 -9.25
(TYO:9613) NTTデータ 1728 -49 -8.39
(TYO:6902) デンソー 7185 -241 -8.25
(TYO:8035) 東エレク 47430 -240 -8.22
(TYO:6988) 日東電 8450 -230 -7.88
(TYO:8766) 東京海上 2646 -144 -7.40
(TYO:8015) 豊田通商 5360 -190 -6.51
(TYO:3659) ネクソン 2957 -93 -6.37
(TYO:7741) HOYA 13775 -350 -5.99
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日経平均は大幅に3日続落。
530.32円安の27302.64円（出来高概算10億7217万株）で前場の取引を終えている。
13日の米株式市場でダウ平均は90.50ドル安（－0.28％）と5日続落。
連鎖的な金融危機への警戒感から売りが先行。
一方、バイデン大統領が金融システムや預金の安全性を強調。
また、連邦準備制度理事会（FRB）が利上げを停止するとの思惑に伴う長期金利の大幅低下が買い戻しに拍車をかけ、一時プラスに転換。
ただ、終盤にかけ先行き不透明感が拭えず、ダウ平均は再び下落に転じた。
ナスダック総合指数は＋0.44％と3日ぶり反発。
リスク回避の動きが強まる中、日経平均は377.01円安からスタート。
為替の円高も進んでいたことで、寄り付き直後から売りが膨らみ、前場中ごろには一時27104.75円（728.21円安）まで下げ幅を拡大した。
一方、日本銀行の上場投資信託（ETF）買い入れに対する期待から、前引けにかけては下げ幅を縮めた。
個別では、三菱UFJ (TYO:8306)や三井住友 (TYO:8316)のメガバンク、富山第一銀行 (TYO:7184)、千葉興業銀行 (TYO:8337)などの地銀が軒並み急落。
T&DHD (TYO:8795)、第一生命HD (TYO:8750)など保険株も急落した。
円高進行を受けてトヨタ自 (TYO:7203)、日産自 (TYO:7201)、デンソー (TYO:6902)など輸送用機器も大幅安。
日本製鉄 (TYO:5401)、神戸製鋼所 (TYO:5406)の鉄鋼、三井物産 (TYO:8031)、丸紅 (TYO:8002)の商社、INPEX (TYO:1605)、石油資源開発 (TYO:1662)の鉱業などバリュー（割安）・高配当利回り銘柄が全般大きく下落。
業績予想を下方修正したメイコー (TYO:6787)、今期減益見通しなどが嫌気されたネオジャパン (TYO:3921)、決算が出尽くし感につながったACCESS (TYO:4813)、グッドコムアセット (TYO:3475)などが値下がり率上位に並んだ。
一方、マネーフォワード (TYO:3994)、エムスリー (TYO:2413)、SHIFT (TYO:3697)、JMDC (TYO:4483)などグロース（成長）株で買われている銘柄が散見される。
大阪チタ (TYO:5726)、東邦チタニウム (TYO:5727)は押し目買いが優勢。
エーザイ (TYO:4523)、第一三共 (TYO:4568)の医薬品、JR東 (TYO:9020)、JR東海 (TYO:9022)の陸運、日清食HD (TYO:2897)、森永乳業 (TYO:2264)の食料品など、ディフェンシブ系やリオープン関連が堅調。
業績予想を上方修正したミマキエンジニアリング (TYO:6638)、第1四半期決算が評価された学情 (TYO:2301)などが大幅に上昇した。
セクターでは銀行、保険、鉱業を筆頭に全般下落した一方、陸運、医薬品の2業種が上昇した。
東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の96％、対して値上がり銘柄は3％となっている。
値下がり寄与トップはファーストリテ (TYO:9983)となり1銘柄で日経平均を約45円押し下げた。
同2位はソフトバンクG (TYO:9984)となり、TDK (TYO:6762)、ダイキン (TYO:6367)、アドバンテ (TYO:6857)、ファナック (TYO:6954)、KDDI (TYO:9433)などがつづいた。
一方、値上がり寄与トップはエーザイ (TYO:4523)となり1銘柄で日経平均を約6円押し上げた。
同2位はテルモ (TYO:4543)となり、第一三共 (TYO:4568)、エムスリー (TYO:2413)、JR東 (TYO:9020)、JR東海 (TYO:9022)、日清粉G (TYO:2002)などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 27302.64(-530.32)
値上がり銘柄数 15(寄与度+21.14)
値下がり銘柄数 209(寄与度-551.46)
変わらず銘柄数 1
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:4523) エーザイ 7494 202 +6.92
(TYO:4543) テルモ 3604 48 +6.57
(TYO:4568) 第一三共 4387 36 +3.70
(TYO:2413) エムスリー 3362 20 +1.64
(TYO:9020) JR東 7460 145 +0.50
(TYO:9022) JR東海 15755 120 +0.41
(TYO:2002) 日清粉G 1567 8 +0.27
(TYO:2802) 味の素 4480 7 +0.24
(TYO:9007) 小田急 1632 13 +0.22
(TYO:4503) アステラス薬 1887 1 +0.17
(TYO:4502) 武田薬 4297 5 +0.17
(TYO:2269) 明治HD 6370 20 +0.14
(TYO:9008) 京王 4775 15 +0.10
(TYO:9021) JR西 5430 14 +0.05
(TYO:9001) 東武 3045 5 +0.03
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:9983) ファーストリテ 28410 -440 -45.20
(TYO:9984) ソフトバンクG 5061 -193 -39.65
(TYO:6762) TDK 4520 -185 -19.00
(TYO:6367) ダイキン工 22735 -535 -18.32
(TYO:6857) アドバンテス 11180 -170 -11.64
(TYO:6954) ファナック 23285 -325 -11.13
(TYO:9433) KDDI 4013 -54 -11.09
(TYO:7203) トヨタ自 1804 -60 -10.27
(TYO:6971) 京セラ 6641 -148 -10.14
(TYO:7267) ホンダ 3364 -143 -9.79
(TYO:4063) 信越化 20130 -280 -9.59
(TYO:6758) ソニーG 11335 -270 -9.25
(TYO:9613) NTTデータ 1728 -49 -8.39
(TYO:6902) デンソー 7185 -241 -8.25
(TYO:8035) 東エレク 47430 -240 -8.22
(TYO:6988) 日東電 8450 -230 -7.88
(TYO:8766) 東京海上 2646 -144 -7.40
(TYO:8015) 豊田通商 5360 -190 -6.51
(TYO:3659) ネクソン 2957 -93 -6.37
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が書いた: Fisco
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金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
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