日経平均寄与度ランキング(前引け）～日経平均は4日ぶり反発、アドバンテが1銘柄で約20円分押し上げ
Fisco
発行済 2023年03月15日 12:59
*12:59JST 日経平均寄与度ランキング(前引け）～日経平均は4日ぶり反発、アドバンテが1銘柄で約20円分押し上げ
15日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり175銘柄、値下がり48銘柄、変わら2銘柄となった。
日経平均は4日ぶり反発。
75.97円高の27298.01円（出来高概算6億9407万株）で前場の取引を終えている。
14日の米株式市場でダウ平均は336.26ドル高（＋1.05％）と6日ぶり反発。
2月消費者物価指数（CPI）がほぼ予想通りとなったことで買い戻しが先行。
銀行破綻を巡る問題について財務省高官が全預金の安全性を強調し、警戒感が後退したことも後押し。
一方、利上げ観測再燃による金利上昇や、米軍偵察用無人機とロシア軍戦闘機の衝突に関する報道で一時伸び悩む場面もあった。
ただ、終盤にかけては再び買い戻しが強まり、ナスダック総合指数も＋2.13％と大幅続伸。
米国株高を引き継いで日経平均は199.62円高からスタート。
しかし、戻り待ちの売りが上値を抑え、すぐに失速。
寄り付き直後から為替の円安が一服したことも重しとなり、一時は27205.59円（16.45円安）と下落に転じる場面があった。
その後は再び上昇に転じるも上値は重く、膠着感の強い展開が続いた。
個別では、直近の下落がきつかった銀行・保険が買い戻されており、三菱UFJ (TYO:8306)、りそなHD (TYO:8308)、東京海上 (TYO:8766)、第一生命HD (TYO:8750)などが大幅高。
日本製鉄 (TYO:5401)、神戸製鋼所 (TYO:5406)の鉄鋼、郵船 (TYO:9101)、川崎汽船 (TYO:9107)の海運も大幅に反発。
米フィラデルフィア半導体株指数（SOX）の大幅高を受けてレーザーテック (TYO:6920)、アドバンテスト (TYO:6857)なども高い。
中期経営計画の目標値引き上げが好感された三井ハイテック (TYO:6966)はストップ高まで買われ、「ChatGPT」関連の会社リリースが材料視されたBBT (TYO:2464)もストップ高となった。
今期大幅増配と連続2ケタ増益見通しが評価されたアルトナー (TYO:2163)も急伸。
一方、ソフトバンクG (TYO:9984)、ファーストリテ (TYO:9983)、キーエンス (TYO:6861)、日本電産 (TYO:6594)、SMC (TYO:6273)など値がさ株の一角が軟調。
メルカリ (TYO:4385)、ラクス (TYO:3923)、Sansan (TYO:4443)などのグロース（成長）株は総じて下落が目立つ。
第1四半期の低進捗が嫌気されたMSOL (TYO:7033)は急落している。
セクターでは銀行、保険、鉄鋼が上昇率上位に並んだ一方、陸運、ゴム製品、鉱業の3業種が下落した。
東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の86％、対して値下がり銘柄は12％となっている。
値上がり寄与トップはアドバンテ (TYO:6857)となり1銘柄で日経平均を約20円押し上げた。
同2位は東エレク (TYO:8035)となり、ファナック (TYO:6954)、東京海上 (TYO:8766)、京セラ (TYO:6971)、信越化 (TYO:4063)、積水ハウス (TYO:1928)などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはファーストリテ (TYO:9983)となり1銘柄で日経平均を約37円押し下げた。
同2位はソフトバンクG (TYO:9984)となり、テルモ (TYO:4543)、ダイキン (TYO:6367)、エムスリー (TYO:2413)、オムロン (TYO:6645)、日本電産 (TYO:6594)などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 27298.01(+75.97)
値上がり銘柄数 175(寄与度+165.59)
値下がり銘柄数 48(寄与度-89.62)
変わらず銘柄数 2
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:6857) アドバンテス 11340 300 +20.55
(TYO:8035) 東エレク 47070 380 +13.01
(TYO:6954) ファナック 23340 225 +7.70
(TYO:8766) 東京海上 2727 113.5 +5.83
(TYO:6971) 京セラ 6706 65 +4.45
(TYO:4063) 信越化 20215 105 +3.60
(TYO:1928) 積水ハウス 2710.5 85 +2.91
(TYO:9433) KDDI 4049 14 +2.88
(TYO:8015) 豊田通商 5450 80 +2.74
(TYO:6988) 日東電 8510 80 +2.74
(TYO:7751) キヤノン 2892.5 50 +2.57
(TYO:9735) セコム 7954 72 +2.47
(TYO:6724) エプソン 1837 32 +2.19
(TYO:7735) スクリーンHD 11380 300 +2.05
(TYO:6506) 安川電 5400 60 +2.05
(TYO:4901) 富士フイルム 6416 60 +2.05
(TYO:7741) HOYA 13700 120 +2.05
(TYO:4502) 武田薬 4337 57 +1.95
(TYO:8253) クレセゾン 1745 56 +1.92
(TYO:5713) 住友鉱 5128 108 +1.85
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:9983) ファーストリテ 28055 -365 -37.50
(TYO:9984) ソフトバンクG 5002 -38 -7.81
(TYO:4543) テルモ 3541 -41 -5.62
(TYO:6367) ダイキン工 22680 -110 -3.77
(TYO:2413) エムスリー 3291 -43 -3.53
(TYO:6645) オムロン 7382 -97 -3.32
(TYO:6594) 日本電産 6487 -106 -2.90
(TYO:9613) NTTデータ 1704 -15 -2.57
(TYO:5108) ブリヂス 5071 -53 -1.81
(TYO:6902) デンソー 7100 -51 -1.75
(TYO:4704) トレンド 6370 -50 -1.71
(TYO:4568) 第一三共 4336 -16 -1.64
(TYO:6098) リクルートHD 3373 -16 -1.64
(TYO:9009) 京成 3870 -90 -1.54
(TYO:2801) キッコマン 6350 -40 -1.37
(TYO:7733) オリンパス 2302 -10 -1.37
(TYO:9008) 京王 4660 -135 -0.92
(TYO:7951) ヤマハ 4895 -25 -0.86
(TYO:4507) 塩野義薬 5962 -23 -0.79
(TYO:9064) ヤマトHD 2225 -21 -0.72
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日経平均は4日ぶり反発。
75.97円高の27298.01円（出来高概算6億9407万株）で前場の取引を終えている。
14日の米株式市場でダウ平均は336.26ドル高（＋1.05％）と6日ぶり反発。
2月消費者物価指数（CPI）がほぼ予想通りとなったことで買い戻しが先行。
銀行破綻を巡る問題について財務省高官が全預金の安全性を強調し、警戒感が後退したことも後押し。
一方、利上げ観測再燃による金利上昇や、米軍偵察用無人機とロシア軍戦闘機の衝突に関する報道で一時伸び悩む場面もあった。
ただ、終盤にかけては再び買い戻しが強まり、ナスダック総合指数も＋2.13％と大幅続伸。
米国株高を引き継いで日経平均は199.62円高からスタート。
しかし、戻り待ちの売りが上値を抑え、すぐに失速。
寄り付き直後から為替の円安が一服したことも重しとなり、一時は27205.59円（16.45円安）と下落に転じる場面があった。
その後は再び上昇に転じるも上値は重く、膠着感の強い展開が続いた。
個別では、直近の下落がきつかった銀行・保険が買い戻されており、三菱UFJ (TYO:8306)、りそなHD (TYO:8308)、東京海上 (TYO:8766)、第一生命HD (TYO:8750)などが大幅高。
日本製鉄 (TYO:5401)、神戸製鋼所 (TYO:5406)の鉄鋼、郵船 (TYO:9101)、川崎汽船 (TYO:9107)の海運も大幅に反発。
米フィラデルフィア半導体株指数（SOX）の大幅高を受けてレーザーテック (TYO:6920)、アドバンテスト (TYO:6857)なども高い。
中期経営計画の目標値引き上げが好感された三井ハイテック (TYO:6966)はストップ高まで買われ、「ChatGPT」関連の会社リリースが材料視されたBBT (TYO:2464)もストップ高となった。
今期大幅増配と連続2ケタ増益見通しが評価されたアルトナー (TYO:2163)も急伸。
一方、ソフトバンクG (TYO:9984)、ファーストリテ (TYO:9983)、キーエンス (TYO:6861)、日本電産 (TYO:6594)、SMC (TYO:6273)など値がさ株の一角が軟調。
メルカリ (TYO:4385)、ラクス (TYO:3923)、Sansan (TYO:4443)などのグロース（成長）株は総じて下落が目立つ。
第1四半期の低進捗が嫌気されたMSOL (TYO:7033)は急落している。
セクターでは銀行、保険、鉄鋼が上昇率上位に並んだ一方、陸運、ゴム製品、鉱業の3業種が下落した。
東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の86％、対して値下がり銘柄は12％となっている。
値上がり寄与トップはアドバンテ (TYO:6857)となり1銘柄で日経平均を約20円押し上げた。
同2位は東エレク (TYO:8035)となり、ファナック (TYO:6954)、東京海上 (TYO:8766)、京セラ (TYO:6971)、信越化 (TYO:4063)、積水ハウス (TYO:1928)などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはファーストリテ (TYO:9983)となり1銘柄で日経平均を約37円押し下げた。
同2位はソフトバンクG (TYO:9984)となり、テルモ (TYO:4543)、ダイキン (TYO:6367)、エムスリー (TYO:2413)、オムロン (TYO:6645)、日本電産 (TYO:6594)などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 27298.01(+75.97)
値上がり銘柄数 175(寄与度+165.59)
値下がり銘柄数 48(寄与度-89.62)
変わらず銘柄数 2
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:6857) アドバンテス 11340 300 +20.55
(TYO:8035) 東エレク 47070 380 +13.01
(TYO:6954) ファナック 23340 225 +7.70
(TYO:8766) 東京海上 2727 113.5 +5.83
(TYO:6971) 京セラ 6706 65 +4.45
(TYO:4063) 信越化 20215 105 +3.60
(TYO:1928) 積水ハウス 2710.5 85 +2.91
(TYO:9433) KDDI 4049 14 +2.88
(TYO:8015) 豊田通商 5450 80 +2.74
(TYO:6988) 日東電 8510 80 +2.74
(TYO:7751) キヤノン 2892.5 50 +2.57
(TYO:9735) セコム 7954 72 +2.47
(TYO:6724) エプソン 1837 32 +2.19
(TYO:7735) スクリーンHD 11380 300 +2.05
(TYO:6506) 安川電 5400 60 +2.05
(TYO:4901) 富士フイルム 6416 60 +2.05
(TYO:7741) HOYA 13700 120 +2.05
(TYO:4502) 武田薬 4337 57 +1.95
(TYO:8253) クレセゾン 1745 56 +1.92
(TYO:5713) 住友鉱 5128 108 +1.85
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:9983) ファーストリテ 28055 -365 -37.50
(TYO:9984) ソフトバンクG 5002 -38 -7.81
(TYO:4543) テルモ 3541 -41 -5.62
(TYO:6367) ダイキン工 22680 -110 -3.77
(TYO:2413) エムスリー 3291 -43 -3.53
(TYO:6645) オムロン 7382 -97 -3.32
(TYO:6594) 日本電産 6487 -106 -2.90
(TYO:9613) NTTデータ 1704 -15 -2.57
(TYO:5108) ブリヂス 5071 -53 -1.81
(TYO:6902) デンソー 7100 -51 -1.75
(TYO:4704) トレンド 6370 -50 -1.71
(TYO:4568) 第一三共 4336 -16 -1.64
(TYO:6098) リクルートHD 3373 -16 -1.64
(TYO:9009) 京成 3870 -90 -1.54
(TYO:2801) キッコマン 6350 -40 -1.37
(TYO:7733) オリンパス 2302 -10 -1.37
(TYO:9008) 京王 4660 -135 -0.92
(TYO:7951) ヤマハ 4895 -25 -0.86
(TYO:4507) 塩野義薬 5962 -23 -0.79
(TYO:9064) ヤマトHD 2225 -21 -0.72
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が書いた: Fisco
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