ケアネット Research Memo(7):2025年12月期に売上高300億円、営業利益100億円を目指す

Fisco

発行済 2023年03月22日 15:07

*15:07JST ケアネット Research Memo(7):2025年12月期に売上高300億円、営業利益100億円を目指す ■中期経営ビジョン

1. 中期経営ビジョンの概要
コロナ禍によって製薬・医療業界におけるDXが加速するなか、ケアネット (TYO:2150)は創業25年目となる2021年を「第二創業」と位置付け、今後の飛躍的な成長を目指すための中期経営ビジョンを2021年5月に発表した。
経営数値目標としては、2025年12月期に売上高300億円、営業利益100億円を掲げた。
5年間の年平均成長率は売上高で41%、営業利益で46%となる。
収益成長に不可欠な「CareNet.com」の登録医師会員数は25万人に増やす計画だ。
同社では新規事業開発を軸とした成長を最も重視しており、2025年12月期の新規事業売上構成比は40%を掲げている。
また企業価値の継続的拡大に向けて、東証プライム市場への上場も目指す。
現在の主力事業である医薬DX事業の成長に加えて、新規成長事業となるメディカルプラットフォーム事業・ヘルスデータサイエンス事業を育成することで高成長を目指す。


同社では従来、製薬企業、医療機関をサービス対象としてきたが、経営理念に基づき今後はサービス対象領域を個人や企業/保険者まで広げていく。
医薬DX事業に関しては、スペシャリティ医薬品など最新の医薬品・医療技術の普及に向けて、製薬企業と医療機関をつなぐサービスをより強化する。
メディカルプラットフォーム事業では、医療機関(医師)と患者をつなぐオンライン診断等のサービス開発を進め、医療機関のDXを支援する。
ヘルスデータサイエンス事業では、一人ひとりの国民が最良の健康管理を行えるようなデータ分析に基づく疾病予防サービスのプラットフォームを東京海上ホールディングスなどの戦略提携先と共同で開発し、健康経営に取り組む企業/保険者向けに提供する方針である。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 欠田耀介)

アプリを入手する
Investing.comで、世界の金融市場の最新動向をチェックしましょう!
今すぐダウンロード

金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。 上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある場合は英語版が優先されます。

ログアウト
本当にログアウトしますか?
いいえあり
キャンセルあり
変更を保存