SBSHD Research Memo(6):2025年12月期に売上高5,000億円、営業利益275億円を目指す(2)

Fisco

発行済 2023年03月30日 15:36

*15:36JST SBSHD Research Memo(6):2025年12月期に売上高5,000億円、営業利益275億円を目指す(2) ■SBSホールディングス (TYO:2384)の中期経営計画

2. 経営数値目標
2023年12月期に売上高4,570億円、営業利益275億円、営業利益率5.0%、2025年12月期に売上高5,000億円、営業利益275億円、営業利益率5.5%を数値目標に掲げている。
3年間の年平均成長率(CAGR)は売上高で4.5%となる。
2023年12月期は海上、航空運賃の反動減の影響で伸びはやや低いものの、2024年12月期より成長が加速する計画だ。
自己資本比率については、収益拡大に伴い2025年12月期末に30.0%(2022年12月期末は23.7%)を目指す。


事業セグメント別では、主力の物流事業を中心にすべての事業が拡大する見通し。
物流事業は、重点施策を推進することで売上高CAGR3.9%、営業利益CAGR10.7%を見込んでいる。
セグメント利益率は2022年12月期の3.6%から2025年12月期には4.1%に上昇する見通し。
主にPMI効果が顕在化するSBSリコーロジスティクスやSBS東芝ロジスティクス、古河物流などの向上を見込んでいる。
「LT×IT」導入効果については、2025年12月期から顕在化する見通しだ。
不動産事業は、物流施設の売却等により売上高CAGR23.8%、営業利益CAGR3.3%を見込んでいる。
その他事業は、EC分野の拡大に伴いマーケティング事業が成長し、売上高CAGR4.3%、営業利益CAGR29.1%を計画している。


3年間の投資計画は総額980億円(M&A除く)と、直近3年間の実績(550億円)から1.8倍に増額する。
内訳は経常投資160億円(直近3年間の実績は130億円)、戦略投資820億円(同420億円)で、物流施設の開発やLT×IT分野などへの投資を予定している。
また、M&Aについても並行して検討しており、2030年12月期には売上高7,000億円を見据えている。
投資資金としては自己資金や借入金のほか、物流施設の早期流動化で賄うことになりそうだ。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

アプリを入手する
Investing.comで、世界の金融市場の最新動向をチェックしましょう!
今すぐダウンロード

金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。 上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある場合は英語版が優先されます。

ログアウト
本当にログアウトしますか?
いいえあり
キャンセルあり
変更を保存