サイバリンクス Research Memo(2):主に流通業と官公庁向けに基幹業務システム等を提供するITサービス会社

Fisco

発行済 2023年04月06日 14:42

*14:42JST サイバリンクス Research Memo(2):主に流通業と官公庁向けに基幹業務システム等を提供するITサービス会社 ■会社概要

1. 会社概要
サイバーリンクス (TYO:3683)は、主に流通業と官公庁向けに基幹業務システム等を提供するITサービス会社である。
2021年12月期から事業セグメントを流通クラウド事業、官公庁クラウド事業、トラスト事業とモバイルネットワーク事業の4つに変更している。
流通クラウド事業及び官公庁クラウド事業で、「シェアクラウド」と呼ばれる共同利用型のクラウドサービスを提供していることが特色である。
また、モバイルネットワーク事業では、ドコモショップを和歌山県内で10店舗(2023年4月時点)運営し、県内の販売シェアはトップである。
市場選択戦略、安定化戦略、全員経営戦略の3つの戦略で事業を推進している。


2. 沿革
同社の創業は1956年5月に遡る。
当初はテレビの組立・修理業を目的に村上テレビサービスステーションとして事業を開始した。
1964年5月には(株)南海無線を設立し、松下通信工業(株)(現 パナソニック (TYO:6752) コネクト(株))の代理店として官公庁向け通信制御システムの販売・保守管理を開始した。
その後、1974年10月に南海通信特機(株)に商号を変更、1982年4月にはシステム開発事業を開始、翌年の1983年4月に富士通 (TYO:6702)製品のハードメンテナンス事業も開始した。
1988年10月に流通小売業のネットワーク型POS情報処理サービスを開始し、これが後の流通クラウド分野を展開する礎となった。

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また1993年11月にはドコモショップの運営に参入し、これが現在のモバイルネットワーク事業となっている。
2000年1月に南海オーエーシステム(株) 等3社を吸収合併、南海通信特機を存続会社とするとともに、社名を(株)サイバーリンクスに変更した。
2019年10月には(株)南大阪電子計算センターを、2022年7月にはシナジーを子会社化した。


株式については、2014年3月に東京証券取引所(以下、東証)JASDAQ(スタンダード)に上場、2015年3月に東証市場第2部に上場、同年10月に同市場第1部に指定された。
なお、2022年4月の同市場区分再編に伴い、プライム市場へ移行した。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

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