途上国デフォルト回避へ5200億ドルの債務減免必要=米ボストン大

Reuters

発行済 2023年04月07日 13:31

[ロンドン 6日 ロイター] - 米ボストン大は6日公表した報告書で、デフォルト(債務不履行)に陥る危険性が最も高い発展途上国が財政を健全化し、気候変動と経済発展の目標を達成するのを支援するには、最大で5200億ドルの債務減免が必要だと指摘した。

同大のグローバル開発政策センターなどの試算によると、「デフォルトの大量連鎖」を回避するには、既に債務危機に陥っているか陥るリスクが高い61カ国が負っている債務の減免が不可欠だという。