*15:30JST 日経平均は大幅続伸、日銀の政策現状維持受けて年初来高値更新
日経平均は大幅続伸。
27日の米株式市場でダウ平均は524.29ドル高と3日ぶり大幅反発。
経営難に陥っている地銀のファースト・リパブリック・バンクの株価が下げ止まり、金融システム不安が後退したことで上昇して始まった。
また、ハイテクのメタ・プラットフォームズの決算を好感した買いが相場を押し上げた。
ナスダック総合指数は＋2.42％と大幅に続伸。
米株高を引き継いで日経平均は248円高からスタート。
寄り付き後はもみ合いが続いたが、後場に入って日本銀行の金融政策決定会合で政策の現状維持が発表されると、為替の円安が加速し、先物主導で上昇していく展開となった。
日経平均は引けにかけて上げ幅を広げ、年初来高値を更新して終えた。
大引けの日経平均は前日比398.76円高の28856.44円となった。
東証プライム市場の売買高は15億8744万株、売買代金は3兆7751億円だった。
セクターでは電気・ガス、機械、輸送用機器が上昇率上位となった一方、銀行のみが下落となった。
東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の90％、対して値下がり銘柄は8％だった。
個別では、決算を手掛かりにマキタ (TYO:6586)、小松ウオール工業 (TYO:7949)、山崎製パン<
2212>、関西電力 (TYO:9503)、キッコーマン (TYO:2801)が急伸。
業績予想を上方修正した三井E&S (TYO:7003)、新中期経営計画や自社株買いを発表したJVCケンウッド (TYO:6632)もそれぞれ急伸。
新光電工 (TYO:6967)は大幅減益予想もあく抜け感や米インテルの決算を背景に急伸し、イビデン (TYO:4062)も連れ高。
ほか、好決算を材料に富士電機 (TYO:6504)、MonotaRO (TYO:3064)が、NRI (TYO:4307)は増配や自社株買いが好感されて大幅高となった。
イーソル (TYO:4420)は会社リリースで急騰、後場に入ってから決算を発表したところで共英製鋼 (TYO:5440)が値を飛ばした。
未来工業 (TYO:7931)は今期の大幅増配計画がポジティブサプライズとなり、ストップ高比例配分となった。
一方、業績及び配当予想を下方修正したVコマース (TYO:2491)が急落。
1－3月期の営業減益などが嫌気された信越化学 (TYO:4063)、今期見通しが市場予想を下回った日立製 (TYO:6501)、堅調決算も短期的な出尽くし感が強まったキーエンス (TYO:6861)が下落した。
後場に入って今期の減益・減配見通しを発表した日本ガイシ (TYO:5333)も大幅安。
ほか、決算前の警戒感からレーザーテック (TYO:6920)が値を崩した。
三菱UFJ (TYO:8306)やみずほFG (TYO:8411)など銀行株は日銀金融政策決定会合の結果公表後に売りに押された。
一方、対照的に三井不動産 (TYO:8801)、三菱地所 (TYO:8802)の不動産は会合結果を受けて安心感から大きく上値を伸ばした。
27日の米株式市場でダウ平均は524.29ドル高と3日ぶり大幅反発。
経営難に陥っている地銀のファースト・リパブリック・バンクの株価が下げ止まり、金融システム不安が後退したことで上昇して始まった。
また、ハイテクのメタ・プラットフォームズの決算を好感した買いが相場を押し上げた。
ナスダック総合指数は＋2.42％と大幅に続伸。
米株高を引き継いで日経平均は248円高からスタート。
寄り付き後はもみ合いが続いたが、後場に入って日本銀行の金融政策決定会合で政策の現状維持が発表されると、為替の円安が加速し、先物主導で上昇していく展開となった。
日経平均は引けにかけて上げ幅を広げ、年初来高値を更新して終えた。
大引けの日経平均は前日比398.76円高の28856.44円となった。
東証プライム市場の売買高は15億8744万株、売買代金は3兆7751億円だった。
セクターでは電気・ガス、機械、輸送用機器が上昇率上位となった一方、銀行のみが下落となった。
東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の90％、対して値下がり銘柄は8％だった。
個別では、決算を手掛かりにマキタ (TYO:6586)、小松ウオール工業 (TYO:7949)、山崎製パン<
2212>、関西電力 (TYO:9503)、キッコーマン (TYO:2801)が急伸。
業績予想を上方修正した三井E&S (TYO:7003)、新中期経営計画や自社株買いを発表したJVCケンウッド (TYO:6632)もそれぞれ急伸。
新光電工 (TYO:6967)は大幅減益予想もあく抜け感や米インテルの決算を背景に急伸し、イビデン (TYO:4062)も連れ高。
ほか、好決算を材料に富士電機 (TYO:6504)、MonotaRO (TYO:3064)が、NRI (TYO:4307)は増配や自社株買いが好感されて大幅高となった。
イーソル (TYO:4420)は会社リリースで急騰、後場に入ってから決算を発表したところで共英製鋼 (TYO:5440)が値を飛ばした。
未来工業 (TYO:7931)は今期の大幅増配計画がポジティブサプライズとなり、ストップ高比例配分となった。
一方、業績及び配当予想を下方修正したVコマース (TYO:2491)が急落。
1－3月期の営業減益などが嫌気された信越化学 (TYO:4063)、今期見通しが市場予想を下回った日立製 (TYO:6501)、堅調決算も短期的な出尽くし感が強まったキーエンス (TYO:6861)が下落した。
後場に入って今期の減益・減配見通しを発表した日本ガイシ (TYO:5333)も大幅安。
ほか、決算前の警戒感からレーザーテック (TYO:6920)が値を崩した。
三菱UFJ (TYO:8306)やみずほFG (TYO:8411)など銀行株は日銀金融政策決定会合の結果公表後に売りに押された。
一方、対照的に三井不動産 (TYO:8801)、三菱地所 (TYO:8802)の不動産は会合結果を受けて安心感から大きく上値を伸ばした。