バフェット氏、台湾より日本への投資に前向き 米中対立で

Reuters

発行済 2023年05月07日 12:17

[オマハ(米ネブラスカ州) 6日 ロイター] - 米著名投資家ウォーレン・バフェット氏は6日、自身が率いる米投資会社バークシャー・ハザウェイの株主総会で、台湾よりも日本への投資に前向きな姿勢を示した。米国と中国の関係悪化を理由に挙げた。

バークシャーは日本の大手商社5社の株式保有率を引き上げる一方、台湾積体電路製造(TSMC)の株式を大量に手放している。

同氏はTSMCについて「素晴らしい会社だが、日本への投資により前向きだ。それが現実だ」と語った。