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C&R社 Research Memo(11):配当性向を従来の20%水準から30%水準に引き上げ

発行済 2023-05-09 14:11
更新済 2023-05-09 14:16
© Reuters.
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*14:11JST C&R社 Research Memo(11):配当性向を従来の20%水準から30%水準に引き上げ ■株主還元策とSDGsへの取り組み

1. 株主還元策
クリーク・アンド・リバー社 (TYO:4763)は株主還元策として安定配当を基本に、配当性向20%の水準を目安として収益状況に合わせて継続的な増配を実施してきたが、今回収益水準が上がったことや財務基盤が充実してきたことを受け、配当性向の水準を30%に引き上げることにした。
同方針に基づき、2024年2月期の1株当たり配当金は前期比14.0円増配となる41.0円(配当性向30.4%)にすることを発表した。
13期連続の増配となる予定で、今後も利益成長が続くようであれば増配が期待できることになる。
また、自己株式の取得についても株価水準を考慮したうえで適宜検討していく方針に変わりない。



プロフェッショナルとともに事業を創造することで、社会全体の永続的な発展とグループの成長の両立を目指す
2. SDGsへの取り組み
同社グループではSDGsを実現していくためのマテリアリティとして、1) 様々なプロフェッショナルが活躍できる機会と環境の創出、2) プロフェッショナルネットワークによる新規ビジネスの創出、3) プロフェッショナルの叡智を活用した環境への取り組み、4) 多様な人材の育成と働く環境の整備、5) 責任ある企業と経営基盤の確立、の5点を掲げており、プロフェッショナルとともに事業を創造することで、豊かな社会を創ることを目指している。


また、ESG経営の取り組みとして、環境面では電力・水・紙の使用量削減、社会面ではダイバーシティや女性活躍推進、障がい者雇用、ワークライフバランス、リモートワーク体制等の充実に取り組み、経営面では監督機能や職務執行体制、リスク管理体制の強化に取り組んでおり、会社ホームページにて活動内容を紹介している。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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