ムサシ---23年3月期は増収・2ケタ増益、期末配当の増配を発表
Fisco
発行済 2023年05月15日 17:19
更新済 2023年05月15日 17:30
売上高が前期比2.4%増の370.72億円、営業利益が同50.0%増の26.19億円、経常利益が同46.4%増の27.05億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同79.5%増の17.62億円となった。
情報・印刷・産業システム機材について、売上高は前期比1.0%増の206.63億円、営業利益は10.21億円（前年同期は0.23億円の損失）となった。
情報・産業システム機材は、文書のデジタル化事業において官公庁・自治体及び民間企業からの受注が伸長した。
また、業務用ろ過フィルターの販売も順調に推移した。
工業用検査機材の販売は前年実績を下回った。
印刷システム機材は、印刷材料の販売が順調に推移した。
また、印刷機器についても概ね順調に推移した。
金融汎用・選挙システム機材について、売上高は前期比1.0%減の71.74億円、営業利益は同19.1%減の12.70億円となった。
金融汎用システム機材は、貨幣処理機器の販売が低調に推移したが、一部の貨幣処理機器や金融機関の事務集中化に伴うシステムの販売が伸長した。
選挙システム機材は、前年度実施された衆議院選挙の実績に及ばず前年実績を下回った。
紙・紙加工品はについて、売上高は前期比8.8%増の90.06億円、営業利益は1.31億円（前年同期は0.03億円の損失）となった。
医薬品や化粧品向け紙器用板紙などの販売が伸長し、順調に推移した。
印刷用紙や情報用紙の販売も概ね順調に推移した。
2024年3月期通期については、今期は国政選挙がないため、前年の参議院選挙需要の反動減の影響を受け、売上高が前期比4.5%減の354.02億円、営業利益が同79.4%減の5.39億円、経常利益が同78.5%減の5.81億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同82.9%減の3.02億円を見込んでいる。
また、同日、2023年3月期の期末配当金を前回予想から3.00円増配の20.00円とすることを発表した。
これにより1株当たり年間配当金は43.00円（前期比3.00円増配）となる。
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が書いた: Fisco
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