バルテス---23年3月期は2ケタ増収増益、ソフトウェアテストサービス事業が業績に貢献

Fisco

発行済 2023年05月16日 09:28

*09:28JST バルテス---23年3月期は2ケタ増収増益、ソフトウェアテストサービス事業が業績に貢献 バルテス (TYO:4442)は12日、2023年3月期連結決算を発表した。
売上高は前期比35.1%増の90.59億円、営業利益は同70.1%増の9.70億円、経常利益は同69.4%増の9.82億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同57.4%増の6.51億円となった。


ソフトウェアテストサービス事業の売上高は前年同期比36.8%増の82.05億円、セグメント利益は同72.0%増の9.77億円となった。
金融業界を中心としたエンタープライズ系領域の売上高が堅調に推移している他、DX需要を取り込み、Webサービス案件の受注も拡大した。
また、新規大型再構築案件の上流工程・PMO・QMOや、大型マイグレーション案件への参画が増加し、案件の大型化が加速している。
加えて株式会社ミントを2022年4月より新規連結したことも売上高及びセグメント利益の拡大に貢献している。
従来は上半期に偏重していた人材採用を通年採用方針に変更した影響による採用費や、東京本社拡張移転及び大阪本社拡張による費用増加はあったが、増収となったことで増益となった。


Web/モバイルアプリ開発サービス事業の売上高は同19.0%増の8.13億円、セグメント利益は同1.6%増の0.71億円となった。
アプリ開発やリバースエンジニアリングサービスの売上高が増加したことに加え、セキュリティ・脆弱性診断に係る売上高も好調だった。
また前年同期に発生し、利益を圧迫した不採算案件への対応として進めた管理体制強化が実を結び、当期の不採算案件発生はなかった。
増収がM&Aの取得関連費用0.80億円を吸収し、増益となった。


オフショアサービス事業の売上高は同62.9%増の0.40億円、セグメント利益は同99.2%減の83千円となった。
フィリピンでの新型コロナウイルス感染症対策に関しては、ロックダウン後の経済活動の正常化が進んでおり、各社対応を進めている。
その中で同事業においては、現地日系企業からの引き合いも増加傾向にある。


2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比23.4%増の111.78億円、営業利益が同26.7%増の12.28億円、経常利益が同25.5%増の12.33億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同28.0%増の8.33億円を見込んでいる。
また同日、2023年4月19日に創業20年目を迎え、2024年3月期の期末配当において、1株当たり12.00円の創業20周年記念配当を実施する方針を発表した。


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