日経平均は338円高でスタート、東エレクやあおぞら銀行などが上昇

Fisco

発行済 2023年05月18日 09:44

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;30432.54;+338.95TOPIX;2153.28;+19.67


[寄り付き概況]

 18日の日経平均は338.95円高の30432.54円と6日続伸して取引を開始した。
前日17日の米国株式市場は大幅反発。
ダウ平均は408.63ドル高の33420.77ドル、ナスダックは157.51ポイント高の12500.57で取引を終了した。
地銀セクターの回復を好感し上昇して始まった。
4月住宅着工件数の増加を受けて景気後退懸念が緩和したことも相場を押し上げた。
また、バイデン大統領とマッカーシー下院議長が債務不履行回避を確信していると発言すると投資家心理が改善、買い戻しに拍車がかかり、終盤にかけて上げ幅を拡大した。


 今日の東京株式市場は買いが先行した。
昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価を支えた。
また、外為市場で1ドル=137円60銭台と、昨日15時頃と比べ90銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。
一方、日経平均が昨日、心理的な節目とされる30000円を回復したことから利益確定売りが出やすく、また、日経平均は昨日まで4日連続で1日の上げ幅が200円を超えたことなどから、短期的な過熱感も意識されたが、寄付き段階では買いが優勢だった。
なお、取引開始前に発表された4月の貿易収支は4324億円の赤字だった。
QUICKがまとめた民間予測の中央値は6000億円の赤字だった。
同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は5月7-13日に国内株を7週連続で買い越した。
買越額は8083億円だった。


 セクター別では、鉱業、海運業、精密機器、電気機器、石油石炭製品などが値上がり率上位、パルプ・紙、電気・ガス業、水産・農林業、食料品、建設業が値下がりしている。
東証プライムの売買代金上位では、東エレク (TYO:8035)、アドバンテスト (TYO:6857)、あおぞら銀行 (TYO:8304)、ディスコ (TYO:6146)、ルネサス (TYO:6723)、ローム (TYO:6963)、レーザーテック (TYO:6920)、ソニーG (TYO:6758)、キーエンス (TYO:6861)、キヤノン (TYO:7751)、ファーストリテ
(TYO:9983)、リクルートHD (TYO:6098)、三菱UFJ (TYO:8306)、HOYA (TYO:7741)、ホンダ (TYO:7267)などが上昇。
他方、サイバー (TYO:4751)、KDDI (TYO:9433)、クスリのアオキ (TYO:3549)などが下落している。


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