Reuters
発行済 2023年05月31日 06:10
[ニューヨーク 30日 ロイター] - 金融分析会社S3パートナーズのデータによると、米半導体大手エヌビディア株の空売りによる時価評価損が3営業日で41億ドルに達したことが分かった。
エヌビディアの株価は先週25日以降で合計約31%上昇。年初来の上昇率は約174%となった。前日は米祝日で休場だった。
30日には時価総額が半導体メーカーとして初めて1兆ドル台に乗せた。
S3のマネジングディレクター、イホール・ドゥサニウスキー氏は、エヌビディア株に対するショートカバーが膨らんだが、アップル、テスラ、マイクロソフトに続き、米国で4番目にショートが多いとした。
ドゥサニウスキー氏によると、エヌビディアの空売りによる時価評価損は23年で約90億ドルという。
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