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ラクーン Research Memo(4):保証残高は右肩上がりで拡大、小口案件の多さが特徴

発行済 2015-07-10 18:07
更新済 2015-07-10 18:33
ラクーン Research Memo(4):保証残高は右肩上がりで拡大、小口案件の多さが特徴
8771
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■事業概要 (3)売掛債権保証事業 ラクーン (TOKYO:8771)の2010年11月に子会社化したT&Gが手掛ける売掛債権保証事業は、顧客企業の取引先の売掛債権を保証し、仮に取引先が支払い不能に陥った場合には、あらかじめ設定した保証金額を顧客に支払うサービスである顧客にとっては一定の保証料(月額平均1%弱)を払うことで、貸し倒れリスクをヘッジすることになるあらかじめ設定された保証料率に基づいた保証料が売上高として計上されることになるなお、売上高の計上方法としては、保証期間で毎月按分した額を計上しているこのため、保証残高に連動するストック型ビジネスと言える 2015年4月末の保証残高は6,471百万円と右肩上がりで拡大している保証引受先の業種別構成比では、卸売・小売業が最も大きく、サービス業や建設業、製造業など幅広い業種にわたっているまた、年商規模では5,000百万円以下の中小企業が半分以上を占めており、1件当たりの保証額としても2~3百万円と比較的小口案件が多いことが特徴となる顧客の獲得は自社で開拓するほか、提携代理店(金融機関等)経由での顧客紹介も受けている 競合としては、専業でイー・ギャランティがあるが、その他には損害保険会社や銀行系のファクタリング会社などがあるただ、中小企業向けの売掛保証サービスに関してはまだ競合も少ない (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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