リソー教育 Research Memo(5):2023年2月期はコスト増により減益となるも売上高は過去最高を更新

Fisco

発行済 2023年06月08日 12:25

*12:25JST リソー教育 Research Memo(5):2023年2月期はコスト増により減益となるも売上高は過去最高を更新 ■業績動向

1. 2023年2月期の業績概要
リソー教育 (TYO:4714)の2023年2月期の連結業績は、売上高で前期比4.9%増の31,488百万円、営業利益で同20.8%減の2,401百万円、経常利益で同19.9%減の2,442百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同38.6%減の1,492百万円と増収減益決算となった。


売上高は学習塾事業や学校内個別指導事業及び人格情操合宿教育事業の増加により、過去最高売上を連続更新したものの、利益面では優秀な人材確保のための社員や講師の給与アップ並びに人員増強による人件費の増加(6~7億円増)や、採用広告等の広告宣伝費の増加(1億円増)、電気料金の値上がりによる光熱費の増加(1~2億円増)などが減益要因となった。
事業セグメント別の営業利益で見ると、人格情操合宿教育事業が若干ながら利益に転じた以外はすべて減益となり、特に幼児教育事業の減益額が472百万円となり全体の7割強を占めた。
なお、グループ全体の期末生徒数は前期末比で1.1%減の27,127人となった。
第3四半期末時点では前年同期末比0.1%増と増加を維持していたが、大学入試での総合選抜型や推薦の割合が増加したことにより、第4四半期に「TOMAS」や「名門会」「TOMEIKAI」で高校生の卒塾が早まった。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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