三機工業 Research Memo(2):建築設備事業、プラント設備事業の総合エンジニアリング会社

Fisco

発行済 2023年06月28日 12:02

更新済 2023年06月28日 12:15

*12:02JST 三機工業 Research Memo(2):建築設備事業、プラント設備事業の総合エンジニアリング会社 ■会社概要

三機工業 (TYO:1961)は1925年に旧三井物産(株)の機械部を母体として設立された設備会社である。
最初の大型工事である東洋レーヨン(株)(現 東レ (TYO:3402))の滋賀工場と青森製氷(株)の冷蔵倉庫工事を施工したことから始まった。
当初は暖房、衛生、建材などを扱っていた。
その後、電気設備にも進出し、建築設備の企画・設計・施工まで一貫した業務を主として事業展開している。


戦後は建設需要の高まりにより業績を伸ばし、1958年には資本金が10億円を超えた。
その後は1964年東京オリンピック関連のプロジェクトにも参画し、日本経済の成長とともに同社も業績を伸ばした。
事業分野も空調、衛生、電気などの建築設備事業から、搬送機器、搬送システム、水処理、廃棄物処理等へ拡大し、現在では国内トップクラスの総合建築設備会社となっている。
株式については1950年に(株)東京証券取引所(以下、「東証」)に上場し、現在は東証プライム市場に上場している。


同社は、2016年3月期に創立90周年を迎え、2025年の創立100周年に向けた長期ビジョン“Century 2025”を発表した。
第1ステップであるPhase1は2019年3月期に完了し、2020年4月からはPhase2を遂行してきたが、2022年3月期でおおむね期初の目標は達成したと言える。
2023年3月期より“Century 2025”の最後の段階であるPhase3に入った。
この計画が終了する2025年に100周年を迎える同社の今後の動向が注目される。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

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