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Pウォーター Research Memo(7):主力の北方工場では業界初のカーボンニュートラル工場実現を目指す

発行済 2023-07-04 14:07
更新済 2023-07-04 14:45
© Reuters.
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*14:07JST Pウォーター Research Memo(7):主力の北方工場では業界初のカーボンニュートラル工場実現を目指す ■ESGへの取り組み

プレミアムウォーターホールディングス (TYO:2588)ではESG(Environment:環境、Social:社会、Governance:ガバナンス)が話題になる以前から、天然水として地域の資源を持続的に守り、地域に貢献する取り組みを、主に本業を通じて行ってきた。
2022年3月期には、「プレミアムウォーターホールディングスSDGs宣言」を行い、環境(環境を守り育むことで自然を豊かに)、地域・社会(地域と共生し人々の暮らしを豊かに)、ガバナンス(公正で透明かつ潤いのある組織を)、社員(多様性を尊重し働き甲斐のある環境で社員の人生を豊かに)の4つの重点テーマを明示している。


同社は、プラスチックを使用する事業特性上、最新の技術を投入してPET原料の減量に取り組み、成果を出している点は特筆に値する。
市販のペットボトルと同社の専用容器を比較すると、市販のペットボトルでPET重量が約252グラム(500ml×24本、12l換算)であるのに対し、同社では120グラム(12l)であり、プラスチック量を大幅に削減できることがわかる。
市販のペットボトルは、廃棄方法が様々であり、リサイクルルートで回収できない割合も多いが、宅配水容器は自宅から資源ゴミとしてリサイクルされる率も高まる。


主力の北方工場(岐阜県)の第二期工事(2024年1月竣工予定)では、宅配水業界初となる「カーボンニュートラル工場」の実現を目指す。
「カーボンニュートラル工場」とはCO2排出量が実質的にゼロとなる工場のことを指し、工場の活動から排出されるCO2を創エネや省エネによって相殺する。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)

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