*13:53JST 新晃工業 Research Memo(3):二次側空調機メーカーは市場環境から集約の動き。
同社は国内シェアトップを維持 ■新晃工業 (TYO:6458)の会社概要
3. セントラル空調の業界構造
セントラル空調という視点から見た業界のプレーヤーは、施主、設計事務所、ゼネコン(建築会社)、サブコン(設備会社)、空調機関連メーカー(一次側・二次側・計装)である。
大きな建物を建築する際に、空調機の仕様を様々な建築設計に合わせなければならず、設計の段階から参加する必要がある。
このため、空調機関連メーカーはゼネコンより早く施主・設計事務所と直接的な関わりを持つことが多い。
しかし、発注の流れは通常「施主→ゼネコン→サブコン→空調機関連メーカー」であるため、商流上の契約先はサブコンとなることが多く、設計段階で関わりがあっても機器採用に直結しないこともある。
また、建設業界の需要変動の影響を受けやすく、建設業界同様に国内市場が成熟している。
そのような市場のため、二次側空調機メーカーは同社のほか、クボタ空調(株)、ダイキン工業、木村工機 (TYO:6231)、暖冷工業(株)などに集約されつつある。
同社は、こうした二次側空調機メーカーにおいて国内トップシェアを誇っている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)
同社は国内シェアトップを維持 ■新晃工業 (TYO:6458)の会社概要
3. セントラル空調の業界構造
セントラル空調という視点から見た業界のプレーヤーは、施主、設計事務所、ゼネコン(建築会社)、サブコン(設備会社)、空調機関連メーカー(一次側・二次側・計装)である。
大きな建物を建築する際に、空調機の仕様を様々な建築設計に合わせなければならず、設計の段階から参加する必要がある。
このため、空調機関連メーカーはゼネコンより早く施主・設計事務所と直接的な関わりを持つことが多い。
しかし、発注の流れは通常「施主→ゼネコン→サブコン→空調機関連メーカー」であるため、商流上の契約先はサブコンとなることが多く、設計段階で関わりがあっても機器採用に直結しないこともある。
また、建設業界の需要変動の影響を受けやすく、建設業界同様に国内市場が成熟している。
そのような市場のため、二次側空調機メーカーは同社のほか、クボタ空調(株)、ダイキン工業、木村工機 (TYO:6231)、暖冷工業(株)などに集約されつつある。
同社は、こうした二次側空調機メーカーにおいて国内トップシェアを誇っている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)