プロパスト Research Memo(8):2024年5月期は増配を計画

Fisco

発行済 2023年08月04日 16:18

更新済 2023年08月04日 16:31

*16:18JST プロパスト Research Memo(8):2024年5月期は増配を計画 ■株主還元策

プロパスト (TYO:3236)では、業績悪化に伴い2009年5月期以降は無配を続けてきたが、業績が回復したことにより、2017年5月期から1株当たり2円の配当を実施している。
財務体質の強化を優先し自己資本比率30%超を目指す一方で、配当性向10%を目安に安定配当の継続に注力してきた。


2020年11月には第三者割当増資の実施により財務体質強化を図り、その後の利益蓄積によって2023年5月期末の自己資本比率は28.0%に上昇した。
2024年5月期の業績予想を達成すれば、自己資本比率は30%超になる見通しであることから、同社では1株当たり4円に増配する計画である。
引き続き強固な財務体質の維持を目指すが、配当性向の引き上げにより株主還元の充実にも配慮する経営姿勢は評価できよう。


また、同社では経営環境の変化に対応し、機動的な資本政策の遂行を可能とする目的で、定期的に自己株式の取得を行っている。
2022年7月には20万株(発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合0.58%)の自己株式を取得しており、今後も継続する考えである。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)

アプリを入手する
Investing.comで、世界の金融市場の最新動向をチェックしましょう!
今すぐダウンロード

金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。 上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある場合は英語版が優先されます。

ログアウト
本当にログアウトしますか?
いいえあり
キャンセルあり
変更を保存